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更新日:2021年7月20日
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近年、野生鳥獣の農作物被害の多くはイノシシによるものです。
イノシシ等野生鳥獣対策のポイントは
です。このいずれが抜けても十分な効果は発揮できません。有害鳥獣に負けない安心安全な暮らしを守るために、地域ぐるみでの取組みを進めましょう。
イノシシは見晴らしの良いところを嫌います。水田周辺のヤブや草むらを刈り払い、イノシシの隠れ場をなくしましょう。
収穫しない柿などの放任果樹は伐採、除去し、冬のエサとなるヒコバエが出ないよう水稲の収穫後は秋起こしするなど、集落内に「餌付け」しないことが重要です。
電気柵は、正しく使えば確実な侵入防止効果が得られます。
また、金網柵等の恒久柵は、破損や侵入痕がないか定期的に見回り、柵周辺が緩衝帯として機能することが重要です。
柵点検チェックリストを活用し、適切な維持管理に努めましょう。
また、富山県公式Youtubeにて電気柵や恒久柵の設置や管理など、鳥獣被害防止対策について、動画配信を行っています。ぜひ、ご覧ください。
県薬用植物指導センター内に侵入防止柵展示園が設置されており、自由に見学いただけます(資料は指導センター受付で配布)。
各市町には、鳥獣被害対策実施隊や捕獲隊が組織され、有害鳥獣の捕獲を年間を通して行っています。捕獲効率を上げるポイントは、加害イノシシのエサ場を絶ち、捕獲檻へ誘導することです。そのためには「集落環境の管理」「侵入防止対策」を確実に行う必要があります。
イノシシ対策は、農作物被害のみに留まらず、R元年には人身被害が平場でも発生したことから、中山間地域だけの問題ではありません。すべての住民の皆さんの暮らしを守るために、自分事としてこの鳥獣被害対策に関心を持つことが大事です。
担当:企画振興課tel(0765)22-9136
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