安全・安心情報
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更新日:2024年3月21日
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県内では、農業用水路で発生した転落死亡事故件数が過去10年間に約180件発生しており、その多くが65歳以上の方でした。
このように多発する転落事故の現状を踏まえて、令和元年12月に「富山県農業用水路安全対策ガイドライン」が策定されました。
ガイドラインでは、安全対策3つの基本方針として①ソフト対策の継続的かつ積極的な推進、②効果的なハード・セミハード対策の実施、③行政、関係団体や地域組織の連携強化が示されています。
安全対策の推進には、行政、関係団体や地域組織などが連携して、注意喚起を呼びかける広報・啓発活動(ソフト対策)の徹底を図るとともに、危険箇所を把握し、地域の実情やニーズに応じて必要な事故防止対策(ハード・セミハード対策)を講じることで、未然に事故の防止を図る必要があります。
本センターでは、ソフト対策として、令和4年度からの高齢者向け転落防止啓発の講演や、ワークショップによる意見集約・合意形成手法により、地域の危険箇所の把握および実情に応じた対策を検討し、危険箇所マップ等を作成しています。令和2年度から毎年、県内でワークショップを90箇所で実施し、うち管内では26箇所実施しています。
農業用水路転落事故防止強化期間(春:4月20日~5月20日、秋:8月20日~9月20日、冬:12月1日~12月31日)に市町広報誌への掲載や強化期間を周知するのぼり旗の掲示などの注意喚起を行っております。
ハード対策については、団体営農村地域防災減災事業などで転落防止柵を設置しており、セミハード対策は、ワークショップで作成したマップを活用した県単独農業農村整備事業で、きめ細やかな整備をしております。さらに、多面的機能支払交付金も活用して整備している集落もあります。
<危険箇所点検状況(取材状況)>
<ワークショップ(魚津市青島1町内会)>
<防護柵設置(入善町横山)>
<添付資料>
<リンク集>
担当:指導課指導班tel:(0765)22-9138
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