安全・安心情報
更新日:2021年4月21日
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水のおいしさ|ミネラルウォーター入門|水でお料理上手|水とのつきあい方|水用語集|水クイズ
今やすっかり私たちの暮らしにとけこんだミネラルウォーター。
あなたのお気に入りはどんな水ですか?いつもどんな基準で選んでいますか?
ミネラルウォーターのこと、もっと知って、楽しみましょう。
ミネラルウォーターのボトルの商品情報をよく見ると、品名が「ナチュラルウォーター」や「ナチュラルミネラルウォーター」などと表示されていることに気づきます。ミネラルウォーターは、日本では農林水産省が定めたガイドラインに従って4つの品名に分類されています。
分類 | 品名 | 原水 | 処理方法 |
---|---|---|---|
ナチュラル ウォーター |
ナチュラル ウォーター |
特定水源より採水された地下水 | ろ過、沈殿および加熱殺菌に限る |
ナチュラル ミネラル ウォーター |
特定水源より採取された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水、鉱泉水など | ||
ミネラル ウォーター |
ミネラル ウォーター |
ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ | ろ過、および加熱殺菌以外に、次にあげる処理を行ったもの。 複数の原水の混合、ミネラル分の調整、オゾン殺菌、紫外線殺菌、曝気など |
ボトルド ウォーター |
ボトルド ウォーター |
飲用適の水。純水、蒸留水、河川の表流水、水道水など | 処理方法の限定なし |
水源地や地域によって水に溶け込む成分は異なり、おのずと水の味や個性に違いが生じます。違いを表す目安として「硬度」があり、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量から計算されます。この数値が高ければカルシウムとマグネシウムを多く含む「硬水」で、数値が低くければ含有量が少ない「軟水」です。
基準となる数値はいろいろありますが、硬度100mg/リットル未満を「軟水」、300mg/リットル以上を「硬水」、その間の100~300mg/リットルは「中硬水」と大きく分類されます。
日本の水は軟水が多く(国産ミネラルウォーターの硬度平均値は91)、輸入されているミネラルウォーターは硬度10以下から3,000近いもの、炭酸が溶け込んでいるものなどさまざまです。
硬水と軟水の上手な使い分けはこちらをご参考に!
地球に存在する元素のうち、炭素、水素、酸素、窒素を除いたものの総称が「ミネラル」です。カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム…etc、さまざまなミネラルがあります。タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンと並ぶ5大栄養素のひとつでもあり、人が生きるために欠かせません。
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