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更新日:2026年9月2日

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水害で浸水した住宅の復旧について

災害で住まいが被害を受けたときは、あまりのショックに、何から手をつけたらいいか分からなくなるかもしれません。
また、早く家の片付けや修復作業に取り掛かりたくなるかもしれません。
しかしその前に、損害の程度や再建の方向性にもよりますが、多くの場合に共通するポイントなどをまとめましたので、参考にしてください。

1.まずは写真を撮る

片付けや清掃をする前に、浸水した部分やその高さが分かるように写真を撮ってください。
市町村からの罹災証明書を取得するときや、応急修理制度等の制度を活用する際に必要となります。

具体的には、可能な範囲で以下の写真を撮影してください。

建物全景
  • どの家が被災したかが分かるように、家全体の写真を1枚撮影する。
屋外から(外観で)の被災状況
  • 外壁や屋根、基礎など、外から見て分かる被害について撮影する。
  • たとえ被害がなくても、前後、左右の4方向から1枚ずつ撮影する。
屋内での浸水状況
  • 屋内において、床からどれほどの深さまで浸水したかを撮影する。
  • 具体的な深さが分かるよう、目安となるような物を添えて撮影する。
  • 可能なら、浸水が最も深かった部屋、玄関を含め、複数の部屋を撮影する。
床下浸水の場合
  • 玄関の土間や上がりの部分における浸水痕を撮影する。
  • 他に、屋外から基礎部分や床下通気口の部分における浸水痕を撮影する。

 

写真撮影のポイントをまとめたポスター

(内閣府ホームページより引用)

2.濡れてしまった家具等の処分は慎重に

濡れてしまった家具等を捨てた結果、後から買いなおす必要が出てきたり、後悔することになったりする例があります。

主なポイント

  • 「そのままでも使えるもの」「乾燥・洗浄したら使えるもの」「捨てるもの」に分けていく。
  • 捨てる場合には、各自治体の分別方法を確認する。
  • 「写真」は水で洗って、1枚ずつ離して日陰干しすることで、ある程度元に戻ることもある。

3.解体・撤去の順番や、耐震性等の確保に気を付ける

間違った順番で解体・撤去をしてしまったり、耐震性に影響を及ぼす部分(筋交いなど)まで撤去してしまったりする例があります。
どういった段取りで解体や撤去、清掃等を行うか、再建の方向性を伝えて、専門業者やボランティアの人たちと相談をしながら進めることが大切です。

主なポイント

  • 取りはがす場合は「天井→壁→床」と上からの作業が基本(被害状況により異なる場合もある。)
  • 柱や梁の間を通している「筋交い」や「貫」「小舞」といった部材は、耐震性や耐風性を保つために重要なものなので、むやみに撤去はしない。
  • 傷み具合によるが、板戸やサッシ等は、再建の際に再利用できる場合がある。

4.泥・水は早めに除去、乾燥はじっくりと時間をかけて

住宅の内部に泥や水が入り込んでいた場合、放置するとカビや悪臭の原因となります。一見、被害がないように見えても、後になって中を見てみるとカビだらけになっていることもあり、注意が必要です。
清掃が不十分な場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあります。

主なポイント

  • 壁の中や床下にある断熱材等は、水を多く含み、乾きにくいため、乾燥は2~3か月かける必要があり、乾燥が不十分な場合はカビ等の原因となる。
  • 点検口を開けたり床板をはがしたりして状態をよく確かめ、扇風機や送風機で風を送るとよい。

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