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更新日:2024年6月18日
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富山県では、建設から50年以上が経過している発電施設のうち4箇所(若土、庄東第一、仁歩、大長谷第二)を対象にリプレース(発電所全面的更新)を実施しており、老朽化した施設を新しくするとともに、より多くの再生可能エネルギーを供給するため、高効率化や使用水量、最大出力などの最適化による増電力量に取り組んでいます。
昭和57年の運転開始以来、ダムの堆砂が進み取水に支障が出ていたほか、水車発電機の故障が頻発していたことから、全面的更新(リプレース)を実施したものです。ダム堤体に影響を及ぼさないよう取水塔を新設したほか、2年半にわたる工事期間中、農業用水の供給を断たないよう水の切り回しを行うなど工夫し進めてきました。令和6年7月運転開始予定です。
詳細は若土発電所の概要をご覧ください。
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これまでの運転で得られたデータをもとに発電所出力を最適化することで、年間発電電力量が最大となるよう水車発電機を選定する計画を立てています。
現在、水槽~放水路にかけて以下のとおり工事を進めています。
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以下、直近に実施した工事の様子を紹介します。
【水槽】
和田川ダムへ水を供給しながらリプレース工事を実施するため、
水槽内にコンクリートの仮締切を設置しています。
【水圧鉄管】
現在、新しい水圧鉄管の据付を進めています。
【発電所】
既設の水車発電機の撤去が完了しました。
現在、新しい水車発電機の据付準備を進めています。
【放水路】
水をせき止める締切を設置しました。
現在、放水路内部改修を進めています。
(令和6年5月現在)
令和7(2025)年度 | リプレース発電所運転開始 |
既存のダム・水路を活用して水車発電機を更新する、既設導水路活用型のリプレースを計画しています。
現在、水車発電機更新へ向け、既設設備の撤去を進めています。
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仁歩発電所の建屋周辺(左)と水圧鉄管全体(右) 令和5年8月撮影
以下、直近に実施した工事の様子を紹介します。
【発電所】
既設の水車発電機の撤去が完了しました。
現在、新しい水車発電機の据付に向けて整備しています。
【水圧鉄管】
既設水圧鉄管の塗装を行うための準備を進めています。
今後、区間に応じて外面又は内面の塗装を実施予定です。
【屋外変電設備】
既設屋外変電設備の状況です。
来月より撤去を実施予定です。
(令和6年5月現在)
令和8(2026)年度 | リプレース発電所運転開始 |
水車発電機の更新に併せて、取水用ダムの改修、水圧管路・発電所建屋の更新を計画しています。
現在、仮設工事と既設水圧鉄管撤去を実施しています。
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大長谷第二発電所の建屋周辺(左)と水圧鉄管全体(右) 令和5年8月撮影
以下、直近に実施した工事の様子を紹介します。
【取水口】
取水口の仮締切を施工中です。
今後、取水口機械設備の撤去を実施予定です。
【水圧鉄管】
既設水圧鉄管の撤去を実施中です。
今後、新しい水圧鉄管の設置も並行して実施予定です。
【発電所】
既設水車発電機及び既設発電所建屋の撤去が完了しました。
現在、新しい発電所建屋の建設に向けて準備中です。
【屋外変電設備】
既設屋外変電設備の撤去が完了しました。
現在、新しい屋外変電設備の設置に向けて準備中です。
(令和6年5月現在)
令和10(2028)年度 | リプレース発電所運転開始 |
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