更新日:2025年1月30日

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高校教員向けアンコンシャス・バイアス研修会を開催しました。

概要

日時・場所・参加者

日 時:令和6年11月28日(木曜日) 13時40分~14時50分

場 所:富山県総合教育センター

参加者:生徒指導担当の教員約90名

演題

「アンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する~生徒ひとりひとりがイキイキと活躍するために~」

講師

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所

     代表理事 守屋 智敬氏syasin

主催

富山県高等学校教育研修会生徒指導部会

参加者の主な意見・感想

自身が気づいたアンコン

  • 生徒の家庭状況から、進路パターンを決めてしまっていた。
  • 生徒の質問等に「普通はこうだ。」「今まで通り。」と生徒の創造力や発信力、新鮮さに寄り添わず、押し付ける言動をとっていることがある。
  • たぶん無理だ、それは難しいはずだなど、これまでの自分の過去の経験を基に、決めつけて話していることがある。
  • 職業について、その仕事内容で性別を決めつけてしまったことがある。
  • 普通は~なこと」や、「女子が多いと・・」「男子が多いと・・」のようなことなど。
  • 高校生はこうあるべきという思い込み。
  • ~部だから。のように、各部活動の生徒に対する決め付けが多いことに気づいた。
  • 「男性だから○○女性だから○○」と発言すること。
  • 「それくらい高校生ならやって当たり前」と普通に言っている。

アンコンを意識するようになっての「変化」や「気づいて良かったこと」

  • 教師のアンコンで傷つく生徒がいることに気づけた。
  • 誰にも可能性があると信じ、プラスの声かけをすることが少し増えた。
  • 決め付けや思い込みではなく、生徒一人一人を見るようになった。
  • 相手の話をきちんと聞いた上、立場や事情も考え、さらに自分の言動が与える影響もよく想像して対応する必要があることの意識付けができるようになった。
  • ”普通”とは何かを考えるようになった。
  • 「決めつけ」ではなく、まず理由を聞く、など寄り添う努力をしようと考えるようになった。
  • これまで以上に観察を意識するようになった。
  • 毎日の生活の中で、先入観や思い込みでないかを考えたり振り返るようになった。
  • 自分の見方や考え方を疑うことが大切と感じられるようになり、新しい発見があった。
  • 決めつけないで、可能性を模索するようになった。
  • 話をしたり行動に移したりする前に、相手がどう思っているかなどを確認するように意識した。
  • 〇〇だろうと考えてしまいようような場面で、〇〇かもしれないが、△△かもしれないと考えることがあった。
  • 「決めつける」と「決める」は違うという言葉が印象に残っている。アンコンシャスバイアスは完全にはなくせないが、これからの人との出会いや新しい経験を大切に、自分の考え方の幅を広げていきたいと思う。

お問い合わせ

所属課室:知事政策局働き方改革・女性活躍推進室女性活躍推進課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター9階

電話番号:076-444-3257

ファックス番号:076-444-3479

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