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更新日:2024年4月23日

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県営砂防施設について

県営砂防は、大正15年(1926年)の国による直轄砂防事業の着手以前に、常願寺川下流での洪水・土砂流出に苦しむ富山県によって明治39年(1906年)から上流域で行われた砂防事業です。県営砂防施設は大正3、8、11年(1914、1919、1922年)の災害等により大半が流亡しましたが、一部の石積構造物の現存が確認されています。

西ノ谷の石積堰堤.

西ノ谷の石積堰堤

西五ノ谷の石張水路工

西五ノ谷の石張水路工

県営砂防施設の概要については以下をご覧ください。

立山カルデラ砂防博物館ホームページ「世界遺産に向けて」

現存する県営砂防施設の一部については、立山カルデラ砂防体験学習会「黎明期の砂防探訪バスコース」で見学することができます。

立山カルデラ砂防博物館ホームページの「体験学習会」を選択

注意事項

現存する県営砂防施設は、

  • 立山カルデラ内の国土交通省北陸地方整備局立山砂防事務所の砂防工事現場内にあり、土砂移動の激しい元来危険な場所である等から、一般の方の立入は規制されています。
  • 急峻、落石の危険がある、クマ・ハチ等の危険な野生動物も多く存在する等、大変危険な場所にあります。
  • 上記のように自然環境が非常に厳しい場所にあり、また、もろい石積構造物からなる歴史的施設であるため、県営砂防施設には近づかないようにしてください。

お問い合わせ

所属課室:土木部砂防課砂防係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター6階

電話番号:076-444-3341

ファックス番号:076-444-4420

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