更新日:2021年2月24日

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射水平野の排水施設

射水平野は神通川と庄川に挟まれた富山市・高岡市・射水市にまたがる地域で、海岸から3.5km内陸に海抜0m地帯がある超湿田地帯でした。

この地域の課題を解決するため、昭和38年から昭和51年にかけて国営かんがい排水事業「射水平野地区」により東部排水機場、西部排水機場等が築造され、乾田化及び湛水防除が行われました。

その後、都市化の進展による流出形態の変化等により、宅地等に被害が発生するようになったため、平成3年から平成12年にかけて国営総合農地防災事業「射水郷地区」により中央排水機場等が築造され、排水能力の増強が行われました。

現在は、築造後40年以上経過し老朽化が進んでいる施設について、施設の長寿命化と排水機能の維持を図るため、平成25年から国営施設機能保全事業「射水平野地区」により施設の補修や機器の更新、耐震補強等を行っています。

東部排水機場

射水東部排水機場を吸込側から撮影した画像東部排水機場は、二級河川新堀川と国道415号に挟まれた箇所に位置しており、最大排水量33.0立方メートル/sです。

西部排水機場

射水西部排水機場を吸込側から撮影した画像西部排水機場は、高岡市石丸に設置された排水機場で、臨港道路西線・県民公園「新港の森」に隣接しており、最大排水量28.7立方メートル/sです。

中央排水機場

射水中央排水機場を吸込側から撮影した画像射水市片口に設置された排水機場です。下条川に沿う区域の排水は右岸側を東部排水機場、左岸側を西部排水機場で排水していましたが、地形の関係で排水上のネックとなっていました。このために、農地防災事業にて新設され、最大排水量は17.0立方メートル/sです。

近くの観光スポット

  • ⇒海王丸パーク
    海の貴婦人と呼ばれる海王丸は、商船学校の練習船として誕生した帆船です。昭和5年2月14日に進水して以来、59年余の間に106万海里(地球約50週)を航海し、11,190名もの海の若人を育てました。この帆船を中心に広がる海王丸パークは、人々が集い、学び、憩う、素敵なベイエリアです。29枚の帆をすべて広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)は見ごたえたっぷりです。
  • ⇒新港大橋
    富山新港の東西地域を結ぶ延長3.6km、日本海側最大の2層構造の斜張橋です。上層の車道部分が2012年9月23日に開通しました。「あいの風プロムナード」と名づけられた全天候型の自転車歩行者道(2013年6月16日開通)が桁下に吊り下げる形でもうけられ、橋からは晴れた日には日本海や立山連峰、能登半島が一望できる。また隣接する海王丸パークに係留されている帆船、初代海王丸を上部より望むことができます。
  • ⇒新港の森
    この公園は、富山新港をとりまく臨海工業地帯からの公害を防止するため、その緩衝緑地として工業団地の西側に造成されました。
    園内にはクロマツを主に、針葉樹、広葉樹とともに、各種の樹木が約11万本植えられており、四季の変化が楽しめます。
    これらの樹林の間には、芝生広場、野球場、スポーツ広場、テニスコートなどがあります。また、園内には延べ6.4kmの変化に富んだ遊歩道があり、緑の中の散策や、ジョギング等が楽しめます。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部農村整備課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル4階

電話番号:076-444-3375

ファックス番号:076-444-3437

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