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更新日:2024年11月25日
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県では、近年の社会情勢や国の施策動向、新たな県民ニーズ等を踏まえ、林業及び木材産業の持続的かつ健全な発展と、とやまの森を守り育て次世代に引き継ぐため、本県の森林・林業・木材産業の目標や目指す姿とその実現のために必要となる施策を示す「富山県森林・林業振興計画」を令和6年10月に策定しました。
この計画の目標年次は、令和13年度とします。
なお、期間中に社会情勢や推進体制、関連する諸計画等の変化に対応するため、令和8年度を目途に見直すこととします。
『主伐による森林循環の加速化と持続可能な森づくり』
本県の豊かな森を守り育て、森林の持つ多面的機能を持続的に発揮するとともに、主伐を中心とした森林資源の循環利用を加速化することにより、林業・木材産業の成長産業化を一層推進し、カーボンニュートラルや花粉症対策への貢献と豊かな森に育まれる県民のウェルビーイング向上を目指します。
現 況(R5) | 中間年次(R8) | 目標年次(R13) | |
県産材の生産量(年間) | 10万5千m3 | 14万5千m3 | 16万m3 |
林業の担い手数(年間) | 430人 | 430人 | 430人 |
充実した森林資源を背景に、間伐から主伐へ森林施業をシフトするとともに、その基盤となる林業の経営力を強化するため、林業生産性の向上や林業事業体の育成、県産材の安定供給体制の整備、新たな技術開発などに取り組み、持続可能な森づくりを一層加速化します。
とやまの豊かな森を守り育て次世代に引き継ぐため、来る主伐時代にも対応した林業の担い手を確保・育成するとともに、森林ボランティア活動や木育など森林や木材に関わる関係人口の拡大に取り組みます。
県民の生活と産業を支え、災害から私たちの暮らしを守る、森林の有する公益的機能の維持・強化を図るため、里山林整備など県民参加による多様な森づくりや災害に強い森づくりを進めます。
計画期間前半の重点的な取組として今回新たに4つの重点プロジェクトを設定しました。
①生産性向上 | ②ウッド・チェンジ | ③次代を担う人づくり | ④能登半島地震復旧 |
地上レーザなどスマート林業の推進等 |
民間非住宅での木材利用や木育の推進等 |
インターンシップや外国人材等の新規就業者確保等 |
災害の早期復旧や地震に強い木造建築物等 |
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