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更新日:2021年4月2日
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近年、都市化の進展、水田面積の減少等により、地下水涵養量の減少が懸念されることから、地下水の揚水規制のみならず、地下水の創水=涵養の取組みを推進する必要があります。
このため、県では学識者、用水・農業の関係団体等により構成される地下水涵養推進協議会を設置し、関係者間の連絡調整を図るとともに、涵養の方法等について検討を行いました。
また、農業者等の協力を得てモデル的に冬期間の地下水涵養を実施するとともに、地域住民・関係者等の参加による現地見学会を開催しました。
今回の地下水涵養モデル実施結果を踏まえ、地下水涵養の必要性、方法等を取りまとめたリーフレットを作成しましたので、ご覧ください。
平成24年11月から25年2月にかけて、県内4か所(南砺市、立山町、魚津市、朝日町)において、地下水涵養を実施しました。
1ha(10,000平方メートル)の水田で涵養を行った場合、試算では1日当たりの涵養量は200立方メートルが見込まれ、1世帯当たりの1日の水使用量で比較した場合、約230世帯分に相当します。
実施地区 | 涵養面積(平方メートル) | (水田枚数) |
---|---|---|
南砺市打尾 | 9,470 | (5枚) |
立山町四谷尾 | 10,920 | (5枚) |
魚津市黒谷 | 7,350 | (3枚) |
朝日町殿町 | 6,850 | (3枚) |
計 | 34,590 | (16枚) |
農業者や用水管理者等の理解を深めるため、平成24年11月に4か所において現地見学会を開催しました。
現地見学会では、地下水涵養実践者(農業者)からの状況報告及び学識者から地下水涵養の仕組み、効果等の解説が行われました。
魚津市黒谷地内
立山町四谷尾地内
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