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更新日:2021年5月12日
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4月29日(木曜日)ウラジオストク市で、「第27回ウラジオストク日本語スピーチコンテスト」の表彰式が行われました。
コンテストは、ロシア沿海地方の日本語学習者を対象に1995年より毎年開催していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で、今回初めてビデオ形式で参加者を募集しました。
計12名(「大学生の部」5名、「児童・生徒の部」6名、「特別枠」1名)の応募があり、「児童・生徒の部」出場者は、事前に与えられたテーマ(日本でしてみたいこと)について、「大学生の部」出場者は自由テーマでスピーチを行い、日頃の日本語学習の成果を競いました。
結果は令和3年2月19日に在ウラジオストク日本国総領事館のHPで発表され、コロナウイルス感染症の拡大状況を見ながら表彰式が開催されました。表彰式では、各部門の最優秀賞受賞者に日本語で挨拶していただきました。「大学生の部」最優秀賞エルビーラ・キンジャエワさんは、「人前でのスピーチは普段は得られない経験であり成長できる。」、「児童・生徒の部」最優秀賞のアリョーナ・デイアブロワさんは「また次回もスピーチコンテストを開催して欲しい。」と述べました。
日本語スピーチコンテスト表彰式の様子
富山県では、平成4(1992)年度より、県職員を沿海地方に派遣しています。
本年4月より1年間、国際課・笠間涼(かさま りょう)主事がロシア沿海地方へ派遣されます。ロシア滞在中は、ウラジオストク経済サービス大学でロシア語を学ぶとともに、沿海地方政府での行政研修に励みます。
4月1日(木曜日)、笠間主事は出来田生活環境文化部長より辞令交付されるとともに、ロシア派遣前の報告を行いました。笠間主事は「コロナ禍で細心の注意を払いながら語学を習得したい。富山とロシアのよりよい関係構築に役立つため邁進していきたい。」と抱負を述べました。出来田部長は「見聞を広めてほしい。」と激励しました。
派遣は3年ぶりで、笠間主事は歴代20人目のロシア沿海地方派遣県職員です。
派遣職員の現地滞在レポートは県HPに掲載しますので、ご確認ください。
12月12日(木曜日)~18日(水曜日)、ウラジオストク青少年劇団「オヴァーツィヤ」が来県しました。
オヴァーツィヤは12月15日に一般県民向け、12月16日に学校向けの上演会を開催し、「不思議の国のアリス」を上演しました。このほか、県庁表敬、鋳物製作体験や五箇山相倉集落での宿泊体験等を行いました。
オヴァーツィヤの団長であるマクシムチュク・オリガ沿海地方政府文化局課長は、「今回劇団員と共に富山県に来ることができてとても嬉しい。今回来県させていただいた劇団員は13~16歳の若い学生が多く、私たちの劇を富山の人たちに見ていただけたほか、富山県のいろいろな場所を視察できたことは、彼らにとっても大変有意義なものだった。今回の来県が今後の富山県と沿海地方との友好関係のさらなる発展につながることを願っている。」と語りました。
オヴァーツィヤ 上演会
五箇山視察
2003年に設立。「ロミオとジュリエット」、「白雪姫」、「シンデレラ」など、ウラジオストク市を始め沿海地方の多くの舞台での上演実績を持つ。同劇団による「キャッツ」はドイツ・フランクフルト・アム・マイン国際演劇祭でグランプリを受賞。最近では、「ロミオとジュリエット」が沿海地方フィルハーモニーの舞台で2回上演され、沿海地方演劇祭「シアターマニア2016」でグランプリを受賞した。
友好提携先であるロシア沿海地方において、本県等が開催した「日本語スピーチコンテスト」の最優秀賞受賞者が今年も来県しました。
今回来県したのは、ワシレフ・アレクセイさん(ロシア)です。ワシレフさんは、5月にロシア沿海地方で開催された「第26回ウラジオストク日本語スピーチコンテスト」の「大学生の部」で最優秀賞を受賞しました。副賞として、主催者である富山県より「富山研修旅行」を贈呈し、このたびの来県となりました。
ワシレフさんは、8月18日(日曜日)~25日(日曜日)に本県を視察し、国宝・瑞龍寺や世界遺産の五箇山合掌造り集落等を訪問しました。
8月19日(月曜日)には県庁を訪れ、蔵堀総合政策局長と懇談しました。ワシレフさんには今回の富山研修旅行での経験を活かし、将来、富山とロシアの友好交流の架け橋になっていただくことを期待し、蔵堀局長より「とやま名誉友好大使」の委嘱状が交付されました。
ワシレフさん(左)県庁訪問時写真
ワシレフさん(左)県内視察時写真
富山研修旅行を終えて、ワシレフさんは、「五箇山の風景に感動した。富山は大変いいところで、ロシアの人たちにもPRしたい」と感想を述べました。
ワシレフ・アレクセイ(ロシア)
ウラジオストク日本語スピーチコンテスト(ロシア)
ロシア沿海地方の日本語学習者を対象に、日本とロシアの相互理解の促進を目的に毎年開催。1995年4月の富山-ウラジオストク便本格就航時に第1回コンテストが開催され、今年(2019)は26回目。
今回優勝したワシレフさんは、「どうして僕じゃないの?」というテーマで、「自分自身に負けたくない」という克己心を持つことが大事である、とのスピーチを行った。
5月16日(木曜日)~19日(日曜日)、ロシア沿海地方へ訪問団(久崎国際課長ほか1名)を派遣し、現地で日本語スピーチコンテストを開催するとともに、沿海地方政府やウラジオストク国立経済サービス大学等を訪問しました。
5月18日(土曜日)、ウラジオストク市で、富山県、在ウラジオストク日本国総領事館、沿海地方政府の共催により、「第26回ウラジオストク日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
コンテストは、ロシア沿海地方の日本語学習者を対象に1995年より毎年開催しています。日本とロシアの交流を担う人材の育成と、相互理解の促進を目的とし、現地の日本語教師や日本人会、教育機関等の協力を得て開催し、毎年、多数の応募が寄せられ、また多くの方にご来場いただいています。
第26回となる今回のコンテストには計20名(「大学生の部」8名、「児童・生徒の部」10名、「特別枠」2名)が参加しました。「児童・生徒の部」出場者は、事前に与えられたテーマ(私の家族)について、「大学生の部」出場者は自由テーマでスピーチを行い、日頃の日本語学習の成果を競いました。
「大学生の部」優勝者ワシレフ・アレクセイさんは、「どうして僕じゃないの?」というテーマで発表しました。ワシレフさんは、自分の性格には「完璧主義」と「負けず嫌い」の面があるとし、「自分の能力を確かめたい、だけど上手くできるか自信がない、失敗が怖い」という葛藤を抱えていると語りました。そのうえで「自分自身に負けたくない」という克己心を持つことが大事である、と述べ、審査員から質疑応答にも丁寧に応対していました。
ワシレフさんには副賞として、富山県から富山研修旅行を贈呈しました。
日本語スピーチコンテスト「大学生の部」優勝者(ワシレフ・アレクセイさん)
富山県では平成4(1992)年度より毎年、ロシア沿海地方から留学生を受け入れています。
今年度の受入学生は、ツィガンチュク・アナスタシアさん(ロシア・極東連邦大学在学中)で、4月1日(月曜日)に来県しました。ツィガンチュクさんは来年3月までの1年間、富山大学人文学部に留学生(科目等履修生)として在籍し、日本語をはじめ、歴史や日本の文学などを学ぶほか、富山県庁での研修(国際交流業務の補助等)や、国際関係イベントへの参加などを予定しています。
4月5日(金曜日)には、中国、ブラジル、インドの県費留学生とともに、挨拶のため、県庁を訪れました。応対した蔵堀総合政策局長は「富山は海と山に囲まれた大変自然が豊かなところ。ぜひ富山の自然を感じてもらいたい」「母国と日本との習慣・生活の違いにとまどうこともあると思うが、大学での勉強はもちろん、富山に住むことでたくさんのことを学んでいってほしい」と留学生へ歓迎の言葉を送りました。ツィガンチュクさんは「まずは、大学での日本語の勉強をしっかりとこなしていきたい。山や海などの自然が好きなので、富山での生活が楽しみです」と抱負を述べました。
蔵堀総合政策局長への来県挨拶
富山県の友好提携先であるロシア沿海地方より留学生を受入れ、県内の大学で専門分野における研究を行わせることにより、富山県と沿海地方との相互理解、協力関係を促進するとともに、ロシア及び沿海地方の発展に寄与することを目的とするもの。
平成31年度で通算35人目の受入学生となる。
富山県では1992(平成4)年度より毎年度、ロシア沿海地方から留学生を受入れています。
今年度の受入学生は、エルマコワ・エレーナさん(ロシア・極東連邦大学在学中)で、4月2日(月曜日)に来県しました。エレーナさんは来年3月までの1年間、富山大学人文学部に留学生(科目等履修生)として在籍し、日本語をはじめ、歴史や日本の宗教などを学ぶほか、富山県庁での研修(国際交流業務の補助等)や、国際関係イベントへの参加などを予定しています。
4月6日(金曜日)には、中国、ブラジルの県費留学生と一緒に、竹野 富山県理事・総合政策局次長に挨拶のため、県庁を訪れました。竹野理事は「富山は海と山が近く、アルペンルートなどがあり、観光資源豊富なので、ぜひ訪れてほしい。」「日本の習慣にとまどうかもしれないが、それぞれの勉強をはじめ、今回の留学が成功することを期待しています。」と留学生へ歓迎の言葉を送りました。エレーナさんは「日本文学や日本語をしっかり学び、富山や日本のことについて理解を深めたい」と抱負を述べました。
竹野理事・総合政策局次長への来県挨拶(写真右端がエレーナさん)
富山県の友好提携先であるロシア沿海地方より留学生を受入れ、県内の大学で専門分野における研究を行わせることにより、富山県と沿海地方との相互理解、協力関係を促進するとともに、ロシア及び沿海地方の発展に寄与することを目的とするもの。
平成30年度で通算34人目の受入学生となる。
富山県では、平成4(1992)年度より、県職員を沿海地方に派遣しています。
本年4月より1年間、国際課の柏島輝佳(かやしま てるよし)主事がロシア沿海地方へ派遣されます。ロシア滞在中は、極東連邦大学でロシア語を学ぶとともに、沿海地方政府での行政研修に励みます。
蔵堀局長への出発報告の様子
4月4日(水曜日)、柏島主事は蔵堀 総合政策局長より辞令交付されるとともに、ロシア派遣前の報告を行いました。柏島主事は「ロシア沿海地方とは、本県が平成4(1992)年に友好提携を結んで以降、幅広い分野で交流を重ねてきた。現地ではロシア語の習得に励むとともに、ロシアの社会・文化に触れ、本県との幅広い交流の一端を担えるように努力していきたい。」と抱負を述べました。蔵堀局長は「日本とロシア、富山県と沿海地方の交流の懸け橋になれるよう頑張ってきて欲しい。」と激励しました。
柏島主事は歴代19人目のロシア沿海地方派遣職員です。
派遣職員の現地滞在レポートは県HPに掲載しますので、ご確認ください。
富山県・沿海地方友好提携25周年記念して、県民の方々に友好提携先であるロシア沿海地方への理解を深めていただくため、これまでの交流の歴史や当地の魅力を紹介する番組を制作し、記念上映会を開催しました。
また、本上映会は、沿海地方政府との共催であり、「日本におけるロシア年」の事業に認定されました。
なお、記念上映会にあわせ、沿海地方政府のオリガ・シャキーラバ国際交流課長と沿海地方観光情報センターのエブゲーニア・スチュール専門官が来県されました。
開会に先立ち、沿海地方政府オリガ・シャキーラバ国際交流課長より「昨年は沿海地方と富山県が友好提携を締結して25周年を迎え、石井知事を団長とする訪問団に沿海地方にお越しいただいた。沿海地方ならではの魅力がたくさんある。富山県民の皆様が沿海地方へご来訪していただくことを期待している」との挨拶がありました。
5月10日(木曜日)~13日(日曜日)、富山県ではロシア沿海地方へ訪問団(竹野富山県理事・総合政策局次長はじめ3名)を派遣し、現地で日本語スピーチコンテストを開催するとともに、沿海地方政府やウラジオストク国立経済サービス大学等を訪問しました。
5月12日(土曜日)、ウラジオストク市で、富山県、在ウラジオストク日本国総領事館、沿海地方政府の共催により、「第25回ウラジオストク日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
コンテストは、ロシア沿海地方の日本語学習者を対象に1995年より毎年開催しています。日本とロシアの交流を担う人材の育成と、相互理解の促進を目的とし、現地の日本語教師や日本人会、教育機関等の協力を得て実施し、毎年、多数の応募や来場者を得ています。
第25回目となる今回のコンテストには計17名(「大学生の部」6名、「児童・生徒の部」7名、「特別枠」4名)が参加しました。「児童・生徒の部」出場者は、事前に与えられたテーマ(私と日本)について、「大学生の部」出場者は自由テーマでスピーチを行い、日頃の日本語学習の成果を競いました。
シャキーラバ国際交流課長 挨拶の様子
その後、沿海地方観光情報センターのエブゲーニア・スチュール専門官より、沿海地方ウラジオストクの魅力として、自然環境、観光の見所、美味しい食べ物などを紹介いただき、観光情報の入手方法や昨年導入された簡易電子ビザについて説明していただきました。
上映会には、たくさんの県民の皆様にご参加いただき、「沿海地方のことがよく分かった。」「行ってみたくなった。」との声が聴かれ、沿海地方ウラジオストクの魅力を発信することができました。
そして、上映会を終えて、沿海地方政府のシャキーラバ課長より、「沿海地方と富山県の交流の歴史の中の大きな一歩となった。」と評価いただきました。
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