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更新日:2021年2月24日
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5月11日(木曜日)~14日(日曜日)、富山県ではロシア沿海地方へ訪問団(山本富山県理事・総合政策局次長はじめ4名)を派遣し、現地で日本語スピーチコンテストを開催するとともに、極東連邦大学での桜記念植樹を行い、沿海地方政府やウラジオストク国立経済サービス大学等を訪問・視察しました。
5月23日(土曜日)、ウラジオストク市で、富山県、在ウラジオストク日本国総領事館、沿海地方政府の共催により、「第24回ウラジオストク日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
コンテストは、ロシア沿海地方の日本語学習者を対象に1995年より毎年開催しています。日本とロシアの交流を担う人材の育成と、相互理解の促進を目的とし、現地の日本語教師や日本人会、教育機関等の協力を得て実施し、毎年、多数の応募や来場者を得ています。
第24回目となる今回のコンテストには計19名(「大学生の部」8名、「児童・生徒の部」7名、「特別枠」4名)が参加しました。「児童・生徒の部」出場者は、事前に与えられたテーマ(私の家族)について、「大学生の部」出場者は自由テーマでスピーチを行い、日頃の日本語学習の成果を競いました。
日本語スピーチコンテスト「大学生の部」優勝者(パチョームキナ・バレンティーナさん)
「大学生の部」優勝者パチョームキナ・バレンティーナさんは、「進歩は脂肪です」をテーマに発表しました。彼女は、大学に入学してから日本語学習を始めており、日本語学習歴はまだ浅いのですが、非常に流ちょうな日本語でスピーチし、審査員との質疑応答にも堂々と受け答えをしていました。
パチョームキナ・バレンティーナさんには副賞として、富山県から富山研修旅行を贈呈しました。
ロシア沿海地方は地理的に日本に近く、日本語学習者が比較的多く、また、日本に興味、関心を持つ人も多いと言われています。日本語スピーチコンテストの開催によって現地の日本語学習者の学習機会を増やせるように、取り組んでいきたいと思います。
「大学生の部」優勝者(パチョームキナ・バレンティーナさん)
富山県と沿海地方は友好提携を締結し、今年で25周年を迎えました。また、富山ウラジオストク会も翌年の設立30周年を記念して、共同で記念の桜植樹を行いました。
5月13日(土曜日)、富山県訪問団と富山ウラジオストク会は、ウラジオストク市ルースキー島の極東連邦大学を訪れ、富山県・沿海地方友好提携25周年及び富山ウラジオストク会設立30周年を記念して、桜の植樹を行いました。
植樹に先立ち、開催された記念式典では、富山ウラジオストク会の矢野会長、山本 富山県理事・総合政策局次長、極東連邦大学 パノーヴァ副学長より挨拶があり、来賓としてウラジオストク・トヤマ会ヤンファ事務局長及び在ウラジオストク総領事館の笠井総領事より祝辞をいただきました。
植樹には、富山県緑化造園土木協会の指導を受けながら、学生ボランティア及び大学職員約50名もともに桜の記念植樹を行いました。当地は、2014年5月、富山県協力のもと、富山ウラジオストク会が植樹した桜150本(富山ウラジオストク友好桜並木)が植えられており、順調に育っている桜の周辺に、あらたに180本(オオヤマザクラ120本、ベニユタカ30本、カンザン30本)を植樹し、「富山・ウラジオストク友好桜並木」の看板を設置しました。
式典の様子
植樹の様子1
植樹の様子2
植樹の様子3
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