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更新日:2021年3月23日
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9月4日、「先端医療棟」が竣工しました。最新鋭の医療機器や手術室を整備し、国内最高水準の医療の提供に努めてまいります。
県立中央病院は、昭和26年の開院以来、質の高い医療の提供に努め、本県の医療水準の向上に大きな役割を果たしてきました。
このたび、県民の皆さんに国内最高水準・最先端の総合的ながん医療と救命救急医療を提供するとともに、大規模災害発生時等の緊急時医療体制を充実強化するため、先端医療棟を建設しました。
「がん」は、一生のうち、日本人の2人に1人が患うとされています。また、本県における死因の第1位が「がん」であることからも、質の高いがん医療を提供することが、今後ますます大切になります。
現在、県立中央病院は、県内唯一の国指定の「県がん診療連携拠点病院」として、県内のがん診療連携拠点病院等との連携協力のもと本県のがん医療の向上に中心的な役割を担っています。
先端医療棟の完成により、最新鋭の検査や治療ができる機器が導入され、がんの早期発見・治療が期待できるほか、先進的な「ロボット手術」など、患者さんの身体への負担が少ない手術が可能となりました。
県立中央病院は、3次救急医療を担う救命救急センターとして、また、ドクターヘリ基地病院として、365日・24時間体制で患者さんを受け入れ、本県の救急医療の「最後の砦」としての役割を担っています。
先端医療棟には、公立病院では北陸初となる特定集中治療室(スーパーICU)を整備し、ドクターヘリの運用と併せて本県の高度救急医療体制を更に充実させます。
また、東日本大震災を教訓に、緊急時においても県の基幹災害拠点病院として医療機能を維持するため、高度集中治療センターに大規模災害時や新型インフルエンザ等のパンデミック期に対応する緊急対応病室も設置しました。
病気の診断や治療方法は日々進化しています。県では、今後も全国トップレベルの医療の提供に取り組むとともに、県民の皆さんがそれぞれに最適な医療を安心して受けられるよう努めてまいります。
4F 低侵襲(ていしんしゅう)手術センター
3F 高度集中治療センター
2F 内視鏡センター
1F 高度画像診断センター
待望の先端医療棟が竣工いたしました。同時に、中央病院に対する県民の皆様の期待がさらに高まることをひしひしと感じており、我々病院スタッフ一同、大変身が引き締まる思いです。先端医療棟の稼働により、がん医療や救命救急医療などにおいて、国内最高水準の医療の提供が可能となります。また、今後は中央診療棟を改修して、地域連携室に入退院センターを併設するとともに、通院治療室、緩和ケアセンター等を拡充する予定です。これらの施設のリニューアルにより、医療の質の更なる向上と地域医療連携の強化を図ってまいります。今後も引き続き、地域の医療機関等とも連携を図りながら、入院期間の短縮や早期の職場・社会復帰ができるよう、病院スタッフ一丸となって県民の皆様の期待に応えられるよう努力してまいります。
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富山県立中央病院
〒930-8550 富山県富山市西長江2丁目2番78号
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