更新日:2021年2月24日

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「県広報とやま」2016年6月号 NO.470(3)

特集2 家庭、地域における子育て支援 とやまの子育て 応援宣言!

子どもは地域の宝、未来への希望です。
県では、子どもたちの笑顔と元気な声があふれる活気ある地域社会の
実現を目指し、誰もが安心して子どもを生み育てることができ、
子どもを持つ喜びが実感できる環境づくりを進めています。

富山県の少子化・子育てをめぐる課題

グラフ近年、全国的に少子化が進んでおり、富山県も全国同様、少子化に歯止めがかからない状況にあります。
県が平成25年に行ったアンケート調査では、子どもを持っている家庭の理想の子どもの数は「3人以上」が約6割なのに対し、実際に欲しい子どもの数は「2人」が約半数、「3人以上」と答えたのは約4割にとどまっており、理想と現実にはギャップがあるのが現状です。
その理由については、「子育てや教育にお金がかかりすぎる」との回答が最も多く、次いで「働きながら子育てができる職場環境にない」となっていることから、こうしたギャップの解消を目指し、子育て家庭の経済的負担の軽減や多様なニーズに対応した子育て環境の整備などに取り組んでいます。

子育て家庭の経済的負担の軽減

県では保育所等に入所する第3子以降の児童の保育料を無料化している市町村に、その費用の一部を助成しているほか、多子世帯(3人以上)向け融資の無利子化などを行っています。

  • がんばる子育て家庭支援融資
    多子世帯向け教育ローンで、子どもが23歳未満であれば、入学金や授業料など必要な資金を実質無利子で借りられます。
  • 住みよい家づくり資金融資制度など
    多子同居・三世代同居世帯向けに、住宅の新築、購入、リフォームの融資を平成28年度から実質無利子としたほか、住宅やその土地の不動産取得税を県独自に減免する制度もあります。
  • とやまっ子子育て応援券
    市町村窓口において出生届を提出された方に、保育サービス等の利用券「とやまっ子 子育て応援券」を配付しています。

第1子・第2子 10,000円分
第3子以降 30,000円分
有効期限3年

多様なニーズに対応した子育て環境の整備

表

県では市町村と連携して、子どもの年齢や親の就労状況などに応じた多様な支援を行い、安心して子育てのできる環境づくりに努めています。
例えば、病児・病後児保育、延長保育などの特別保育や、放課後に小学校の余裕教室などで小学生を受け入れる放課後児童クラブの実施箇所も増えています。
また、親の育児休業からの職場復帰に伴い、年度途中に入所する児童を受け入れるため、あらかじめ必要となる保育士を確保する保育所等に助成を行っています。

子育て支援の気運の醸成

平成28年度からは、新たに第4子以上のお子さんが生まれた家庭をお祝いするため、保護者とお子さんが県立の文化・スポーツ施設等を無料で利用できるパスポートを発行しています。また、子ども(18歳未満)連れの家族が応援団マークの提示により協賛店(平成28年4月末現在2264店舗)で様々なサービスが受けられる「とやま子育て応援団」事業も、企業等のご協力を得て実施しています。

とやまっ子お祝いパスポート

とやま子育て応援団ロゴマーク

子育て情報いろいろ

  • マイ保育園:「かかりつけのお医者さん」のように、子育ての悩みを気軽に相談したり、育児を学んだりできる「かかりつけの保育園」です。妊娠期から利用できます。詳しくは県HPをご覧ください。
  • 子育て支援等ポータルサイト「とみいくフレフレ」を開設。とやま子育て応援団協賛店、マイ保育園の情報などもご覧いただけます。
    http://kosodate-toyama.jp/
  • とやまのパパママを応援する子育て支援のコミック本「IKUBON(イクボン)」
    県HPからダウンロードできます。(「イクボン」で検索)
  • この件のお問合せは 県児童青年家庭課
    TEL 076-444-3208
    http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1201/

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所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-8909

ファックス番号:076-444-3478

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