トップページ > 防災・安全 > 災害・事件・事故 > 災害 > 避難所での食中毒予防について

更新日:2025年2月7日

ここから本文です。

避難所での食中毒予防について

 災害時は、水や衛生用品の不足など様々な要因により、十分な衛生状態を確保することが難しく、過去には避難所において炊き出しの食事等を原因とする食中毒が発生しています。

【事例1】炊き出しで調理した鶏肉の煮込み料理が原因のウエルシュ菌食中毒                                                              ・避難所での炊き出しで提供された鶏肉煮込み料理を食べ、69名が下痢や腹痛を発症。                                                                               ・患者検便と鶏肉煮込み料理からウエルシュ菌を検出。                                         ⇒調理後常温で放置し、食べるまでに時間を要したため、菌が増え、食中毒につながったと考えられた。

【事例2】救援物資で支給されたおにぎりが原因の黄色ブドウ球菌食中毒                                               ・豪雨により孤立した地区に、救援物資として提供されたおにぎりを食べ、104名が嘔吐や下痢を発症。                                                   ・患者検便とおにぎり、従事者の手指から黄色ブドウ球菌を検出。                                          ⇒ヘリコプター等の輸送手段に不手際があり、現地到着が遅れたこと、また、納品後のおにぎりが、長時間炎天下にさらされたことにより、菌が増え、食中毒につながったと考えられた。         

 

 以下の点に留意し、避難所における食中毒の発生を防止しましょう。                                                                            

1 食品を提供する際の注意点

 炊き出し時の食中毒予防のポイントは、こちら(PDF:2,618KB)からご確認ください。

2 食べる際の注意点

  • 手洗い設備等が使用できる状態であれば、食事の前に、しっかりと手を洗いましょう。                                                ※水が十分に確保できないときは、おしぼりやウエットティッシュ等で汚れをしっかりと拭きとり、アルコール消毒しましょう。
  • 弁当などは消費期限内であることを確認しましょう。
  • できるだけ早く食べるようにしましょう。
  • 異常(異味・異臭・変色など)を感じたら、食べないようにしましょう。
  • 食べ残した食品は、思い切って捨てましょう。                                                               ※一度開封した食品は、早めに食べ、時間が経っているものやいつ開封したか分からないものは食べるのをやめましょう。                                                       ※捨てる場所は、避難所のルールに従って、決められた場所に捨てましょう

関連リンク

お問い合わせ

所属課室:厚生部生活衛生課食品乳肉係

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3230

ファックス番号:076-444-3497

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?