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更新日:2022年3月30日
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富山県で管理を行っている二上浄化センターと神通川左岸浄化センターでは、下水処理の過程で発生する下水汚泥を、およそ1,350℃以上の高温で溶融処理しています。この高温処理により、生成されたものを「下水汚泥溶融スラグ」と呼んでいます。
「下水汚泥溶融スラグ」は、化学的に極めて安定しているため、建設資材やコンクリート製品等の原材料に利用することができ、再生資源として有効利用を図ることができます。
富山県では下水汚泥溶融スラグを下水道公共工事などに建設資材として100%有効利用してきました。しかしながら、下水道の普及率が高くなるのにあわせて、下水の量が増え、下水汚泥溶融スラグの生成量も増えております。
こうしたことから、富山県では資源の有効利用の推進のため、下水汚泥のリサイクルに取り組んでいる企業・開発者の方へ、下水汚泥溶融スラグの試料の提供と売払いを始めました。
その結果、下水汚泥溶融スラグを原材料とした環境にやさしい製品が開発され、富山県認定リサイクル製品として認定を受けております。
製品名 | 認定業者 | |
---|---|---|
1 | エコユニホール | (株)フジムラ |
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