富山県住宅省エネ改修推進モデル事業費補助金（空き家フルリノベ）

引き続き、随時応募申込を受付中です（令和６年９月26日現在）

事業の背景

県では、令和5年3月に「富山県カーボンニュートラル戦略」を策定しました。住宅の省エネルギー化促進の取組みの一環として、「高性能（高断熱・耐震）リノベ住宅の流通促進」、「高度なリノベ技術の獲得による工務店の生業維持」さらには「まちなかの空き家問題の解消」を目的とする、まちなかの空き家のフルリノベーションを支援します。

補助制度の概要

PRチラシ（PDF：594KB）

富山県住宅省エネ改修推進モデル事業（空き家フルリノベ）Q&A（PDF：116KB）　　※必ずお読みください。

空き家フルリノベチラシ

補助対象者

県内のまちなかの空き家を取得・改修し、改修後の住宅を販売しようとする県内ハウスメーカー、工務店等

補助対象となる省エネ改修

省エネ改修して住宅全体でZEH水準、G1水準又はG2水準に適合させるもの

	ZEH水準	G1水準	G2水準
外皮平均熱貫流率（U_A）	U_A≦0.60W/(m²・K)	U_A≦0.48W/(m²・K)	U_A≦0.34W/(m²・K)
冷房期の平均日射熱取得率（η_AC）	η_AC≦3.0	η_AC≦3.0	η_AC≦3.0
一次エネルギー消費量	基準値から20%削減	基準値から20%削減	基準値から20%削減

補助対象経費

1　省エネ改修（開口部、躯体等の断熱化に係る工事及び設備の効率化に係る工事）に要する経費

2　1と併せて行う省エネ診断、省エネ設計に要する経費

※設備の効率化に係る工事は、開口部、躯体等の断熱化に係る工事と併せて行うものに限ります。

※モデル工事費が設定された工事については、モデル工事費と実際の工事費を比較して低いほうの額で計算します。

※設備の効率化に係る工事に要する経費として計上できる額は、開口部、躯体等の断熱化に係る工事に要する経費の額を上限とします。

補助率・補助上限額

事業区分	補助率	補助上限額
(1)　省エネ診断	2/3	設定なし	(1)～(3)の合計で、最大 ZEH水準　120万円/戸 G1水準　150万円/戸 G2水準　200万円/戸
(2)　省エネ設計	2/3	設定なし
(3)　省エネ改修	23％	ZEH水準　102.5万円/戸 G1水準　132.5万円/戸 G2水準　182.5万円/戸

※耐震改修については、対象経費を切り分けた上で、県と市町村が連携して行う耐震改修補助（工事費：補助率4/5、最大100万円＋市町村により設計費：補助率2/3、最大20万円）を併用すれば、最大320万円

主な補助要件

木造住宅（階数２以下かつ延べ面積500㎡以下）
用途地域の指定がある地域の空き家
断熱性能・省エネ性能については、改修後の住宅がZEH水準、G1水準又はG2水準に適合し、BELS等の評価・認証により確認できること。
耐震性能については、壁量等の基準に適合するもの（令和６年公布の新基準適合、構造計算による確認　など）
改修前の状態でZEH水準を満たしていないこと。
同一の経費に対し、本補助金以外に重複して国、県、市町村等の補助金（市町村が上乗せ補助するものを除く）の交付を受けないこと。
交付決定通知まで事業に係る契約締結、事業着手をしないこと。
この補助事業は県のモデル事業のため、モデル展示場などの省エネ・耐震改修に関する広報活動にご協力いただきます。

応募申込・手続きの流れ

事業実施の意向がある場合は、期限までに応募申込書を提出してください。
採用された場合は、その旨通知します。引き続き補助金交付申請の手続きを行ってください。応募多数の場合は、事業の内容（場所、省エネ水準、コンセプト、協力体制）を勘案して選出します。
当面は１事業者１物件とします。
予算がなくなり次第受付を終了します。

＜申込期限・結果発表＞
第１回申込期限　令和６年９月４日（水）　※結果は９月１１日（水）までに連絡します。

第２回申込期限　令和６年９月１８日（水）　※結果は９月２５日（水）までに連絡します。

引続き、随時応募申込を受付中です。

【様式】富山県省エネ改修推進モデル事業（空き家フルリノベ）応募申込書（ワード：18KB）

手続きフロー