株式会社ゴールドウイン、砺波地区木材組合及び南砺市との建築物木材利用促進協定締結について
県と株式会社ゴールドウイン、砺波地区木材組合及び南砺市は、南砺市桜ヶ池周辺エリアで開園を計画している「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」の建築物に県産材を積極的に利用し、人と自然が共生しながら、持続可能でウェルビーイングが向上した社会の実現を図るため、「県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定」を締結しましたので、その概要についてご報告します。
協定締結式
日 時:令和6年12月26日(木)13時15分~13時30分
場 所:富山県庁3階 特別室
出席者:(株)ゴールドウイン:渡辺 代表取締役社長
砺波地区木材組合:澤田 組合長
南砺市:田中 市長
(左から田中市長、渡辺社長、新田知事、澤田組合長)
協定の概要
県産材利用促進に関する構想
1.株式会社ゴールドウインの構想の内容
- 2027年に富山県南砺市桜ヶ池周辺エリアで開園を予定している「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」を建設するにあたり、県産材を活用することにより富山県林業の振興に貢献していく。
- 富山県産のFSC認証木材の活用を心掛け、富山県が目指す人と自然が共生しながら、持続可能でウェルビーイング(真の幸せ)が向上した社会に貢献していく。
2.砺波地区木材組合の構想の内容
- 株式会社ゴールドウインによる「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」を建設するにあたり、木材利用を促進するため県産材の安定供給を行うとともに、富山県が目指す人と自然が共生しながら、持続可能でウェルビーイング(真の幸せ)が向上した社会の実現に貢献していく。
構想達成に向けた取組の内容
1.株式会社ゴールドウインの取組内容
- 2027年に富山県南砺市桜ヶ池周辺エリアで開園を予定している「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」を建設するにあたり、建築物の構造や内装、什器等の備品類に県産材を活用する。
- 使用木材については、富山県産のFSC認証木材の活用を心掛け、国際的な環境認証の取得を目指す。
- 県産材を含む木材利用の意義やメリット等について、幅広い機会やメディアを利用し、積極的に情報を発信する。
2.砺波地区木材組合の取組内容
- 株式会社ゴールドウインによる「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」を建設するにあたり、あらかじめ組合員を中心とする伐採~製材・加工の供給体制を整え、施設等の建設で求められる品質や量の合法伐採木材、FSC認証木材を適時に供給するよう努める。
- 地元の力で「伐って、使って、植えて、育てる」を形作り、移動距離の少ない県産材の力でカーボンニュートラルを実現する。
- 県産材を含む木材利用の意義やメリット等について、幅広い機会やメディアを利用し、積極的に情報を発信する。
構想達成のための南砺市及び富山県による支援
- 木造建築に関する技術的助言や木材調達等の情報支援を行う。
- 協定に基づく株式会社ゴールドウイン、砺波地区木材組合の取組を優良事例として積極的に広報する。
協定書
県産材の利用に関する建築物木材利用促進協定(株式会社ゴールドウイン、砺波地区木材組合及び南砺市)(PDF:2,717KB)