富山県産材パネル型枠の使用について
これまで県が施工する治山事業では、コンクリート型枠のほとんどがラワン合板型枠を使用していましたが、平成26年4月1日以降の入札工事から、県営治山事業の治山ダム工において、県産材で製作されたコンクリート用パネル型枠を使用しています。
仕様
- 富山県産スギを県内製材所等において板材(幅0.18m)に製材し、桟木を組み合わせて
合板型枠と同寸法(縦0.9m×横1.8m、厚さ15mm)のパネル状型枠に製作したもの。
{仕様書(製造編)、型枠図面 参照}
- 表面無塗装。剥離材の塗布不要。防腐剤や接着剤も不使用。
{仕様書(施工編) 参照}
特徴
- どこでも、(製材所や工事現場でも)製作組立が可能。
- 埋設型の為、脱型作業が不用でスピーディかつ安全。
- 従来施工単価よりも安価。
- 低質木材でも使用可能。
対象事業と使用箇所
- 県営治山事業における重力式コンクリートダム(無筋)の上流側で、ダム完成時に上流側が土砂で満砂する箇所。
- 上流側の放水路より下側のみ。
関連ファイル