安全・安心情報
更新日:2024年6月27日
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環日本海地域では、近年の工業化の進展や都市部への人口集中、漁業や海上交通による利用の拡大等に伴う環境の悪化が懸念されています。
この地域の多様で恵み豊かな環境を保全し、次の世代に引き継いでいくことは、私たちの使命です。
環日本海・東アジア諸国図(通称:「逆さ地図」
※この地図は、富山県が国土交通省国土地理院長の承認を得て作成した地図を転載したものです。(平24情使第238号)
富山県では、環日本海環境協力センターと連携して、NOWPAPへの支援や地域に共通した環境問題に関して沿岸自治体と共同で調査研究を実施するとともに、研修員の受入、専門家の派遣を行うなど、共に日本海の環境保全に取り組む地域社会を目指して草の根の環境保全活動・協力に努めています。
環日本海地域の環境保全・環境協力を積極的に推進するため、環日本海環境協力センター(略称「NPEC」)を平成9年度に設立しました。
NPECは平成10年度に全国法人(環境省所管)となり、平成11年度にNOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)の特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)にも指定され、幅広い活動に参画しています。
複数の国で共有される海域の海洋環境保全に関して関係国の協調による行動を推進するため、UNEP(国際連合環境計画)主導の「地域海計画」が海洋環境保全のための環境協力として進められています。
日本海及び黄海を対象地域とする北西太平洋地域における地域海計画(北西太平洋地域海行動計画)については、第1回政府間会合(1994年9月)において、日本、中国、韓国及びロシアの4カ国により採択されました。各参加国にはそれぞれ地域活動センター(RAC)が指定されており、RCU(地域調整部)の調整の下、NOWPAPの個別の事業を担当しています。
RCUは、富山と韓国の釜山に共同設置されており、また日本の地域活動センターとして、NPECが指定されています。
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