知事談話（富山大学の次期学長決定について）[令和4年11月2日]

1.本文

本日の第4回富山大学学長選考・監察会議において、現学長の斎藤　滋さんが、次期学長に決定されましたことを心からお祝い申し上げます。

富山大学では、これまで、国際水準の教育・研究、人材の育成、地域と国際社会への貢献、化学、芸術文化、人間社会と自然環境との調和的発展などに寄与することを理念として、平成17年10月に統合した3大学の伝統と実績を継承しつつ、大学の機能強化に向けて様々な取組みを推進してこられました。

また、富山県と富山大学は、平成17年11月に包括的な連携協定を締結して以来、県民の幸せの充実のため相互に連携し協力してまいりました。加えて、富山大学には、県内7高等教育機関により構成される「大学コンソーシアム富山」の中心的役割を担っていただいております。

去る9月16日の閣議において、2023年G7教育大臣会合が富山県及び石川県で共同開催されることが決まりました。共同開催は我が国において初めてのことで、様々な面でチャレンジングなことが多いと思いますが、そこで議論される新しい時代の教育が、富山から世界に、そして未来を担う子供たちに発信されることを期待しています。

また、この貴重な機会を活かし、富山県のさらなる発展に向けて、富山大学との連携をさらに深め、各分野で本県の新たな未来を切り拓く「人づくり」を進めて参りたいと考えています。

斎藤学長には、これまでの実績を踏まえられ、先見性のある協力なリーダーシップのもと、様々な課題を克服、改革され、富山大学が日本海側を代表する総合大学として一層大きく飛躍・発展するようご尽力いただくとともに、地域の知の拠点として、県民のウェルビーイング向上に寄与されることを期待しております。

2.関連ファイル

知事談話（富山大学の次期学長決定について）[令和4年11月2日]（PDF：85KB）