知事コメント(令和3年度人口動態統計（概数）について)[令和4年6月3日]

1.本文

　本日、厚生労働省から「令和3年人口動態統計月報年計（概数）の概況」が発表されました。

　本県の婚姻件数は、3,548 組で前年より 172 組減少し、出生数は、6,076 人で前年より180 人減少しました。また、合計特殊出生率は1.42 で、全国値（1.30）を 0.12 ポイント上回っているものの、前年（1.44）より 0.02 ポイント低下しました。

　婚姻件数や出生数、合計特殊出生率の変動については様々な要因がありますが、婚姻件数の減少と出生数の減少の連鎖については真摯に受け止めなければなりません。

　県としては、希望する誰もが結婚、出産し、子育てしやすい環境を整えることが大事だと考えています。

　市町村とも連携し、若い年齢層の方々を含めた出会いの場の提供等の結婚支援、産みたい人が産みやすくなるための働き方改革の推進や不妊治療支援、男性の育児休業取得促進、産後の家事・育児ヘルパーの派遣等各種支援策の活用促進などを進めてまいります。