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トップページ > 【2022年】富山県・オレゴン州友好提携30周年記念事業
更新日:2023年2月1日
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2022年は、富山県と米国オレゴン州の友好30周年の節目にあたることから、両地域の相互理解と友好親善をより一層深めるため、各種記念事業を実施しました。
オレゴン州議事堂
2021年に富山県と米国オレゴン州が友好提携30周年を迎えたことを記念して、7月31日から8月7日にかけて、新田八朗県知事、渡辺守人県議会議長、北村彰浩富山日米協会長などからなる友好訪問団19名がオレゴン州を訪問しました。現地参加の方や富山経済同友会視察団なども合流し、50名を超える参加者となりました。
現地では、オレゴン州のケイト・ブラウン知事と「経済分野等における交流と協力に関する覚書」を締結し、今後、お互い協力し取り組んでいく重点分野として経済や学術分野での取組みについて意見を交わしました。さらに、記念交流会を開催し、オレゴン州のソフォン・チェン経済開発局長や、オレゴン日米協会の林玉子会長など、州政府関係者や県ゆかりの方々にご参加いただき、総勢約100名で30周年をお祝いすることができました。
また、友好提携を結んだ1991年に州知事であったバーバラ・ロバーツ元知事と、新田知事との懇談も実現しました。調印式などの当時の写真や資料を見ながら、これまでの歩みと次世代に交流を継承する意義など意見をかわすことができました。
他に、日立ハイテクアメリカ、ナイキ本社、SSI社など現地企業視察、ポートランド州立大学ビジネス・アクセラレーターや若手起業家との意見交換、ポートランド日本庭園やオレゴン日米協会、ルイス・アンド・クラーク大学など文化交流や日本語教育に力を入れている機関の訪問などを通じて、経済、起業・ビジネス、学術交流など様々な分野での先進的取組を学び、今後の富山県とオレゴン州と更なる関係強化につながる契機となりました。
オレゴン州とMOU締結
10月23日から25日にかけて、オレゴン州からブラウン知事をトップとした訪問団19名が来県しました。滞在中は、新田知事表敬訪問、友好提携30周年記念交流会をはじめ、キタムラ機械、能作、ホクセイプロダクツ、スギノマシンといった県内企業や、県の産業技術研究開発センターを視察されました。また、県庁で、女性リーダーによる懇談会を開催しました。富山県からは横田副知事、荻布教育長、オレゴン州からはブラウン知事、チェン経済開発局長など約20名が参加し、女性が組織でリーダーを目指すための悩みや様々な立場の人の声を取り入れる多様性の重要性などについて意見交換しました。
オレゴン州知事の来県は2006年以来16年ぶり、ブラウン知事は初めて来県でしたので、本県の魅力を実際に見聞きしていただく貴重な機会となりました。
オレゴン州唯一の大学生向け日本語スピーチコンテストとして「富山カップ日本語スピーチコンテスト」が26回開催されてきました。このたび、県内の大学生を対象とした「オレゴンカップ英語プレゼンテーションコンテスト」を、12月18日に富山大学で初めて開催しました。これは、チーム対抗で英語のプレゼンテーションを競うもので、オレゴン州の大学生もオンラインで参加し準備に関わることが特色です。県内3大学から11チームが参加し「SDGsで考える未来創造」をテーマで発表しました。そのうち、「Advancing Plastic Bottle Recycling -For Our Beautiful Oceans-」というタイトルで発表した富山大学の張子センさん、有澤薫さん、オレゴン大学のJay Jonesさんによるチーム「Battle Buddies」が最優秀賞を受賞されました。
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