第4回富山県景観審議会の概要
日時
平成16年3月23日(火曜日)
14時00分~16時00分
場所
富山県民会館 302号室
出席委員
長井会長、稲葉委員、金岡委員、川上委員、久保委員、坂井委員、中村委員、畑中委員、馬場先委員、宮口委員、安元委員、米原委員
概要
- 「重点地域、ふるさとの記念物及びふるさと眺望点の指定方針案」について
事務局が指定方針案について説明した後、議論が行われ、委員から出された意見を踏まえて事務局で指定方針を決めていくこととなった。
- 「景観法案の概要」についての報告
事務局が今国会に提出されている景観法案の概要について説明を行った。
- 「15年度の景観づくり施策の概要」についての報告
事務局が15年度に行った景観づくり施策の概要について説明を行った。
主な発言要旨
- 「重点地域、ふるさとの記念物、ふるさと眺望点の指定方針」について
- ふるさとの記念物は、市町村の申出により、指定するとしているが、地元でほんとに親しまれているものが挙がってくるか疑問である。
- ふるさとの記念物について、市町村の申出だけでなく、財団やNPOの申出も受け付けるべき。
- ふるさとの記念物について、文化財を対象外とする考えもあるかと思うが、景観と文化財とは質が違うので、対象外とする必要はない。
- ふるさとの記念物について、重点地域やふるさと眺望点の指定対象を対象外とする必要はない。
- ふるさと眺望点は、すばらしい場所を限定的に指定するのではなく、幅広く指定すべき。身の周りに良い景観があることを感じてもらうことが重要。
- ふるさと眺望点の指定の対象に建造物を含めるかどうか、難しい。
- ふるさと眺望点の指定にあたっては、事業者等が有利になるようなことがないよう、注意が必要。