第2回富山県景観審議会の概要
日時
平成15年6月30日(月曜日)
14時00分~16時00分
場所
富山県民会館 302号室
出席委員
長井会長、稲葉委員、金岡委員、川上委員、坂井委員、高須委員、畑中委員、馬場先委員、宮口委員、山縣委員、米原委員
概要
- 「景観づくりの基本方針」について事務局が前回の素案の修正箇所について説明した後、議論が行われた。
- 「公共事業の景観づくり指針」及び「大規模行為の景観づくり基準」について諮問。
事務局が諮問の趣旨等を説明した後、素案をもとにして議論が行われた。
主な発言要旨
- 景観づくりの基本方針について
- 景観の「保全」や「創造」だけでなく、景観を「楽しむ」や「活用する」という面も盛り込んだほうが良い。
- 表現として「農業農村整備」より「農村計画」が適当ではないか。
- 大規模行為の景観づくり基準について
(*は「公共事業の景観づくり指針」と共通)
- 各項目についても少し細かく書き込んでいるように思われるが、他方、基準・指針なので、具体的なイメージが湧くようなものにする必要性は分かる。(*)
- 都市部だけでなく、県全域を対象としていることが明確になるようにすべきではないか。(*)
- 色彩について、細かく書かれているが、もう少し大きく捉えた方が良いのではないか。(*)
- 色彩について、富山県を明るく温かくするような色を推奨してはどうか。(*)
- 土地の緑化に関して、「緑の生育環境を整える」という視点は大変良い。
- 大規模行為についても、景観づくりの「先導的な役割」を求めてはどうか。
- 公共事業の景観づくり指針について
- 実際に積極的に活用されるものになるよう、関係各課と十分に調整を図って欲しい。
- 「人々の誇りとなる(景観を創出するよう工夫する)」は、もっと柔らかい表現の方が良いのではないか。
- 河川の護岸は、いつも緩やかな勾配にすればよいのではない(瀬や淵ができるようにすることが適当な場合もある)ので、「河川の特性に応じ」を加筆すべきではないか。
- 「渚の景観」についての記述を是非入れてほしい。