更新日:2021年2月24日

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自由勾配側溝の路面排水捕捉性能の向上

路面排水が民地に流れ込まないよう、路側に自由勾配側溝を設置することが多い。しかしながら、一般的な自由勾配側溝は、路面排水の捕捉が十分ではなく(特にグレーチングが1枚/10mの場合)、住民から苦情を受けることがある。自由勾配側溝の路面排水捕捉性能を簡易に高める必要がある。
そのため、次の2点について提案する。

  1. 自由勾配側溝天端形状の改善
    側溝天端に合成樹脂製のテープを貼付する
    テープの寸法は、幅40mm、高さ5mm、長さ10~20m程度
  2. 自由勾配側溝蓋の排水性能の向上
    1で捕捉した路面排水を円滑に側溝内部に落下させるため、端部に切欠をつける切欠の幅は、5mm程度

同様の効果を狙った製品としては、皿型VS(とあるメーカー)がある。しかしながら、

  1. 製品単価が一般品よりも高い
  2. Co蓋が1mもので重く、かつ開けるために特殊工具が必要

という問題点がある。
本案では、効果は限定されるものの、安価かつ既設側溝の改善も容易という利点がある。

参考図

参考写真

お問い合わせ

所属課室:土木部建設技術企画課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター7階

電話番号:076-444-3316

ファックス番号:076-442-7954

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