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更新日:2021年3月3日
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新しい時代のむらづくりをみんなの手で。
下段地区は立山町の中心部から南東部約3km。北陸自動車道の立山ICから称名滝や立山黒部アルペンルートに向かう観光道路沿いの集落です。村社の神明社の改築をきっかけに親睦会の復活や営農組合の近代化に取り組み、新しい時代のむらづくりに取り組んでいます。
[作成:平成17年9月]
チャレンジ構想の話し合いこの集落に引っ越してきた人にも意見を聞きました
1●記念植樹に標柱を設置
神明社改築の時に、記念植樹を行いましたが、いつの間にか忘れられていました。そこで若い人たちにも記念植樹があったことを知ってもらうために標柱をつけました。
2●集落誌を発刊
集落内の各家庭や協力していただいた方々に集落誌を配付。歴史を示す資料はほとんど見あたらず、多くは現状を記す内容となりましたが、10年、20年後に価値を残す資料となればと考えています。特に集落から離れた方にとっては、下段を懐かしむ声が聞かれ、好評でした。
3●墓地を整備
集落内にある共同墓地の駐車場不足や、通路がきちんと整備されていないので通りにくいという意見がありました。そこで駐車スペースを確保したり、通路や階段を整備したりする作業を行いました。
4●リサイクルステーションを拡張整備
ゴミの分別かごが多くなって手狭になり、住民のリサイクル意識が高くなって持ち込まれる量も増えてきたので、畳2枚分ほど広げて利用しやすくしました。
5●共同作業の草刈り
集落内を通る大きな用水の草刈り等を毎年行ってきましたが、今までは共同作業として一回だったので、回数を増やすことに取り組みました。その結果、害虫も減り、景観もよくなりました。
6●伝統行事「オショウライ」を復活
集落内の子供が少なくなって、だんだん見かけなくなったオショウライ。昔の伝統行事を懐かしむ声が上がったので、集落全員で行いました。日中には子供たちが年長者からショウライ棒の作り方を教わり、夜は子供たちが中心となって行いました。お盆だったので、下段集落以外の若い家族も多数参加し、集落全体が若返ったようでした。
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