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更新日:2024年8月2日
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富山県と(公財)とやま環境財団が募集した富山県環境ポスターの受賞作品が決定しましたので、お知らせします。
【応募点数】 小学生の部394点、中学生の部430点 計824点
また、最優秀賞の2名を以下のイベントの表彰式で表彰するほか、ほかの受賞作品も併せて会場にて展示します。
エコフェスとやま(とやま環境フェア2023)
<日時>令和5年10月14日(土)10時20分から(環境保全に係る表彰式)
<場所>富山県産業創造センター(高岡テクノドーム)
【小学生の部】砺波市立砺波東部小学校5年 津田 凱心さん
悲しそうな表情で大粒の涙を流す二匹のカエル。草むらは茶色く、捨てられた空き缶、黒く枯れた木々や工場からの恐ろしい煙、灰色の空に囲まれています。こんな環境では生きていけないというカエルたちの苦しい思いが伝わってきて、見る人の心情に訴えます。
危機的な環境の中でカエルたちは、美しい空や水、緑あふれる自然の中で多くの生き物たちと幸せに暮らしていた世界を「昔はよかった」と思い起こし、失ってしまった自然の大きさを感じ、絶望しています。そこに「まだとり戻せる」のコピーが救いのように見る人の心に響きます。二つの世界を魅力ある生き物の表情と効果的な色彩等で描き分け、とても説得力ある作品となっています。
近年、エス・ディー・ジーズ(SDGs・持続可能な開発目標)の言葉は子供たちもよく耳にしています。持続可能な未来を築くために、大気汚染や森林破壊等からこの環境を守るために、今、自分にできることをしなければと感じさせくれる作品です。
【中学生の部】高岡市立福岡中学校3年 三可 悠稀さん
ライチョウが大きなプラカードを掲げ、「STOP!地球温暖化」を訴えています。羽をばたつかせ、汗をかく必死な様子や表情から、地球温暖化への危機感が伝わってきます。
山やライチョウ、プラカードの単純化された形とすっきりとした画面構成。水色や緑色、白、黒色等を用いた配色も明快で美しく、効果的です。立山の自然の特徴や美しさがとてもうまく表現されています。キャッチコピーの文字もはっきりと分かりやすく、目に飛び込んできます。それらが力強い画面を作り出し、作者の思いがストレートに伝わってきます。
富山の自然を象徴する立山の環境やライチョウ保護への関心は高く、誰もが大切に感じています。しかし、近年、地球温暖化の影響やそれに起因する生息環境の悪化が問題となっていることはよく知られています。このポスターは、自分たちの大切なものを守るため、温暖化防止に取り組むことの必要性を再認識させ、一人一人の取り組みを促そうとする作品となっています。
次の賞については、受賞作品一覧(PDF:3,987KB)をご覧ください。
・富山県知事賞 優秀賞 9点
・とやま環境財団理事長賞 9点
・富山県県土美化推進県民会議会長賞 9点
・富山県環境保健衛生連合会長賞 9点
・富山県産業資源循環協会長賞 9点
・富山県浄化槽協会長賞 9点
・環日本海環境協力センター理事長賞 9点
エコフェスとやま(とやま環境フェア2023)
【日時】令和5年10月14日(土曜日)10時から
【場所】富山県産業創造センター(高岡テクノドーム)
No. | 場所 | 期間 |
1 |
イオンモール高岡 レストラン街入口 (高岡市下伏間江383番地) |
12月1日(金曜日)~12月7日(木曜日) |
2 |
大和富山店 6階廊下展示スペース (富山市新総曲輪3丁目8番6号) |
12月15日(金曜日)~12月21日(木曜日) |
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