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更新日:2021年7月13日
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立山は、日本三名山の一つで、古くから山岳信仰の山として知られる郷土の誇るべき財産です。
たち山に、降り置ける雪を常夏に 見れどもあかず 神からならし(万葉集)
かつて大伴家持が眺め詠(うた)った「たちやま」の白雪は、現在に生きる私たちにも多くのメッセージを語りかけてくれます。
「知られざる立山の雪の世界」をのぞいてみましょう。
(「立山の雪」ページは、立山カルデラ砂防博物館から情報の提供を受けています。)
立山には、美しい雪結晶から何千年も残る氷河氷まで、様々な時間スケールを持つ雪が存在します。
水が豊富なことで有名な本県ですが、その水の源をたどると、3,000メートルの標高を持つ北アルプス立山連峰の雪にたどり着きます。では、どのくらいの量の雪が立山に降り積もるのでしょうか?
春の立山の特徴は、何といっても高原バスの両側いっぱいに広がる雪の壁でしょう。「雪の大谷」では、その高さが、多い時には20mにも達します。この圧倒的な量を誇る雪の壁には、実に多くの情報が記憶されているのです。
立山山麓に位置する芦峅寺、「立山ガイドの村」として知られていますが、昭和31年、この地から5人もの若者が南極観測隊へ参加しています。
2012年4月立山・剱岳の3つの万年雪が、国内初の現存する「氷河」と学術的に認められました。
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