安全・安心情報
更新日:2025年2月20日
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帯状疱疹ワクチンによって、帯状疱疹やその合併症を予防できます。
令和7年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象となります。
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
※1:令和7年度から5年間の経過措置として、その年度に70、75、80、85、90、95、100歳になる方も対象です。
※2:100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。
(接種方法)
定期接種はお住まいの市町村で実施されます。
ワクチンを接種できる医療機関や申し込み方法などについては、お住まいの市町村の予防接種担当課にお問合せください。
(接種費用)
原則有料(お住まいの市町村や使用するワクチンによって費用は異なります。)
帯状疱疹ワクチンには、生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン (GSK 社:シングリックス)の2種類があり、いずれか1種類を接種します。接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。接種を希望される方は、医師とも相談の上、接種するワクチンをご検討ください。
ただし、市町村や医療機関により取扱うワクチンが異なる場合がありますので、お住まいの市町村からのご案内もあわせてご確認いただき、必要に応じてお住まいの市町村の予防接種担当課にお問合せください。
生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK 社) | |
接種方法 | 皮下に接種 | 筋肉内に接種 |
接種回数と間隔 | 1回 | 2回(2か月以上の間隔をあける)※ |
接種条件 | 病気や治療によって、 免疫が低下している方は接種出来ません。 |
免疫の状態に関わらず接種可能 |
※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
各ワクチンの特性等の詳細、接種の効果や安全性、副反応等については、厚生労働省HPや以下の情報提供資材をご確認ください。
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