更新日:2025年1月31日

ここから本文です。

太陽光発電のススメ_ロゴ

 

太陽光発電のススメ

太陽光発電などについて学べるサイトです。皆さんも太陽光発電の導入を考えてみませんか?

目次

  1. なぜ、太陽光発電がおススメなの?
  2. 補助金・支援制度について知りたい!
  3. 撤去する場合、どこに相談すればいいの?
  4. 関連リンク

 

1.なぜ、太陽光発電がおススメなの?

Q.「雪国の富山は太陽光発電に向いてないよね?」

A.太陽光の「年間発電量」は、雪国・富山と東京でほぼ同じです!

実は、太陽光発電の「年間発電量」は、雪国・富山と東京でほぼ同じ。

富山は冬の積雪で発電量が減りますが、3月から7月にかけては東京よりもたくさん発電できます。1年分を合計すると、富山と東京はほぼ同じです。

住宅での発電実績を全国調査した結果によると、太陽光パネル1kW当たりの年間発電量は、富山が1,163kWh、東京が1,191kWh※1。これらの電気をFIT(固定価格買取制度)により売った場合、価格差は年間448円程度です※2

太陽光発電の年間発電量、雪国・富山と東京はほぼ同じ

※1:一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業調査結果(2023年版)」(令和5年12月1日)(※国のZEH補助金の交付を受けた住宅での実績を調査したもの)

※2:FIT(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度。2024年度申請の場合、買取価格は16円/kWhです。資源エネルギー庁「FIT・FIP制度」

 

 

Q.「太陽光発電はお得なの?もう高く売れないって聞いたよ」

A.いま、太陽光で「作る電気」は「買う電気」よりお得です!

FIT(固定価格買取制度)の買取価格は年々下がっていますが、その分、太陽光パネルの設置費用も安くなっています。その結果、「買う電気」よりも「作る電気」に経済的メリットがあります。

例えば、5kWの太陽光パネルを設置した場合を試算すると、初期費用を11年程度で回収できます。その後、20年間で最大56万円、30年間で最大100万円の経済的メリットが得られる計算となっています。

太陽光で「作る電気」はお得

<試算条件>

 

 

Q.「太陽光発電のメリットは経済性だけ?」

A.災害など停電時の非常用電源の確保や、脱炭素社会の実現に貢献できます!

災害などの停電時、太陽光発電を非常用電源として利用できます。これを自立運転機能といいます。使用できる電力は最大1500Wで、太陽が出ている時間帯や気象条件によりますが、スマホ・携帯電話の充電器やテレビ、電気ポットなどの電源として利用することができます。

既に太陽光発電を導入されている方も、停電に備えて、自立運転機能の使い方をチェックしてみましょう!

停電時の非常用電源

また、5kWの太陽光パネルで1年間発電した場合、CO2削減量は約2,500kg-CO2に相当し、設備を導入することで脱炭素社会の実現に貢献できます。

二酸化炭素

<試算条件>

 

 

Q.「太陽光発電をもっと有効活用するには?」

A.発電した電気を「余らせて売る」より、自宅で「かしこく使う」!

「買う電気」よりも「売る電気」の価格が安いため、売電より自宅で使う方がお得になる場合があります。太陽光発電で十分に発電される昼間に、エアコンや洗濯、掃除などで電気を使うと良いでしょう。

また、蓄電池やヒートポンプ給湯器(エコキュート)もカギになります。太陽光で発電される昼間に、蓄電池に電気を貯めたり、エコキュートを動かして作ったお湯を貯めたりして、夜に電気やお湯を使うことで、発電した電気を上手に使えます。

最近では、翌日の天気予報に応じて、エコキュートの運転時間を自動的に制御する仕組みが登場していて、十分に発電できる晴れの日は昼間にお湯を作り、発電があまり見込めない雨の日は夜間にお湯を作ってくれます。

電気を「売る」より「かしこく使う」

 

 

Q.「太陽光発電の初期設置費用を抑える方法もあるの?」

A.初期費用0円のサービスもあります。

太陽光発電設備を設置するための初期費用を事業者が負担し、電力料金またはリース代の形で事業者に月々の料金を支払うサービス(PPA、リースなど)もあります。

太陽光発電設備の設置手法の例

導入方法

自己所有

PPA(第三者所有モデル)

リース

期間中の所有権

ユーザー

事業者

事業者

初期費用

設置費用

0円

0円

月額費用

0円

自家消費課金

リース料金

売電収入の帰属先

ユーザー

事業者

ユーザー

契約期間

なし

10~20年
(契約期間経過後は、需要家にシステム一式が無償譲渡される)

10年
(契約期間経過後は、需要家にシステム一式が無償譲渡される)

[参考]一般社団法人太陽光発電協会「住宅用太陽光発電システムの導入方法の説明」

 

 

Q.「実際に太陽光発電を使っている人の感想は?」

A.「節電の意識が高まった」との声がよく聞かれます。

実際に太陽光発電を導入された人から、次のような声がよく聞かれます。
「発電モニターをチェックし、電気をこまめに消そうと意識するようになった」
「子どもにも節電の習慣がついた」
「発電モニターを見てドライヤーの消費電力が多いことがわかった。髪を乾かす前にタオルでしっかり拭くようになった」

発電モニターには、太陽光発電の発電量や消費電力量の数値が表示されるので、それまで何気なく使っていた電気に対する意識が変わり、節電を意識して行動がとられるようです。

電気使用量が減ることで、さらに経済的メリットが大きくなりそうですね。

発電モニター

[参考]北日本放送「こんにちは富山県です」『楽しく豊かに脱炭素生活』(令和6年9月28日放送)
富山県の広報番組で、太陽光発電・蓄電池を導入された人の声が紹介されました。アーカイブ配信もされています。どうぞご覧ください。

 

2.補助金・支援制度について知りたい!

 

3.撤去する場合、どこに相談すればいいの?

  • まずは購入した販売店、または取り付けを行った施工店にご相談ください。
  • 屋根の葺き替えや家屋の解体を行う場合は、それぞれの工事業者(屋根工事業者、解体工事業業者)にご相談ください。
  • 設置時の販売店や施工店が廃業され、連絡がつかない場合や、工事業者が見つからない場合は、太陽光パネルメーカーの相談窓口にご相談ください。
  • また、一般社団法人太陽光発電協会が、「使用済住宅用太陽電池モジュールの取外しおよび適正処理が可能な施工業者一覧表」を公表しています。ここから、自宅近隣または自宅地域の対応が可能な施工業者にご相談いただくことも可能です。

[参考]一般社団法人太陽光発電協会「住宅用太陽光発電システムの廃棄を検討している方へ」

 

4.関連リンク

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部環境政策課地球環境係

〒930-0005 富山市新桜町5-3 第2富山電気ビルディング8階

電話番号:076-444-8727

ファックス番号:076-444-3480

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?