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更新日:2021年2月24日
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工作物とは、これまでの寺社、民家、公共建築、土木構造物に含まれなかった構造物をまとめたものです。
具体的には、家屋の塀、門、櫓、煙突等がこれにあたりますが、基本的には主屋となる建築物に付随するものとなります。
(左)塀の種類
屋敷地の囲む瓦葺きの屋根塀で大正時代の塀。表門に接続して左右に伸びた形で、母屋に接続する。石製の基礎の上に建ち腰に板を張る丁寧な造りで、門とともに往時の繁栄の様子を示している。
屋敷地の西境のほぼ中央に建つ比較的に規模が大きな薬医門。左右に折りまがりの屋根塀が接続する。建てられた当時は茅葺きであったが、昭和期に桟瓦葺きとなった。現存する江戸時代の農家に建てられていた門としては珍しい事例であり、往時の繁栄が偲ばれる。薬医門とは、本柱が中心線から前方へずれているもので、寺門に多い。
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