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更新日:2021年2月24日
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神社の神域には、御祭神をまつる本殿、供物をそなえる幣殿、遥拝する拝殿やその他いろいろな建物が配置されています。
本殿の形式には、神明造り、住吉造り、大社造り、流造り、春日造り等の諸様式があります。
【神明造り】
屋根の上には、棟の両端に交差して上に突き出している千木(ちぎ)、棟の上に横に並べられた堅魚木(かつおぎ)があり、妻側の壁面の外面には、棟木を支える棟持(むなもち)柱がある。切妻造りの平入り。
【住吉造り】
室内を内陣と外陣に間仕切り、屋根には千木、堅魚木があり、神明造りと同様のつくりだが、切妻造りの妻入りになる。
【流れ造り】
屋根が、後方に比べ前方が長く曲線で伸び向拝を覆う。多くの神社に用いられている形式。
前立社壇は、信仰者の便を図るため、里宮として創建されたもの。本殿は、室町時代中期の建築されたもので、屋根は檜皮葺きの美しい曲線をみせる流れ造り。
内陣には朱塗りや黒漆をほどこされ、金箔を押した装飾金具が取り付けられて、細部にわたるまで豪華さを出している。五間社流れ造りで北陸最大規模です。
※五間社(ごけんしゃ)とは社の桁行柱間が五間あることを意味します。
延喜式内社で天平宝字年間(757~564)に越中一の宮として祭られた。本殿は三間社流れ造りで、一間の向拝といわれる庇(ひさし)が長く張り出している。屋根はこけら葺きで軒は二軒繁垂木(しげたるき)。
建築の意匠は簡素だが木割りが大きく、雄大で荘厳な風格で二重虹梁太瓶束とする。本殿は室町時代の特徴がでている。
棟札によると、本殿は文亀2年(1502)の建立で、県下で最も古い木造建築物。板葺きで一間社流見世棚造り、飾りの少ない簡素な造り、正面の蟇股は、一木を刻んで製作されてもので室町時代の優れた作品である。
蟇股(かえるまた)は蛙が股を広げた形をかたどったものである。
本殿は、こけら葺きの一間社神明造りで、間口約2m、奥行約1.7mになる。1.6mの向拝をつけて流れ造りのようにしたり、向拝柱を楕円形にするなど特異な意匠で、地方の特色を持った非常に珍しいものである。室町時代の様式を伝えているが、江戸時代初期頃に建立されたものと考えられ、県内最古の神明造りである。
源平の倶利伽羅合戦で木曽義仲が勝利したのは、この八幡宮にお祈りをしたからともいわれ、その後、多くの武将に信じられていた。社殿は、本殿、釣殿、幣殿、拝殿からできた複合社殿である。江戸時代の初期、加賀藩主の寄進によって建立されたもので本県の代表的な神社建築である。
本殿は三間社流れ造り、屋根はこけら葺き、正面の蟇股(かえるまた)等は桃山時代の特徴を示している。釣殿、幣殿は藩主がお参りするために造られたものである。拝殿は入母屋造りで、正面の大きな千鳥破風(ちどりはふ)は豪華で寄進者の力を現している。
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