安全・安心情報
更新日:2022年3月31日
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県では、河川における水生生物の保全を図るため、県内の主要な河川について、水生生物保全環境基準の水域類型を指定しています。(阿尾川~新堀川:平成25年4月、神通川~境川:平成26年4月)
平成31年4月からは、これまでの全亜鉛に加え、ノニルフェノール及び直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(LAS)に係る環境基準の適用を開始しました。
これに伴い、県内の主要27河川では、次の環境基準が適用されています。
水域類型 | 水生生物の生息状況の適応性 | 基準値 全亜鉛 |
基準値 ノニルフェノール |
基準値 LAS |
---|---|---|---|---|
生物A | イワナ、サケマス等比較的低温域を好む水生生物及びこれらの餌生物が生息する水域 | 0.03mg/L以下 | 0.001mg/L以下 | 0.03mg/L以下 |
生物特A | 生物Aの水域のうち、生物Aの欄に掲げる水生生物の産卵場(繁殖場)又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域 | 0.03mg/L以下 | 0.0006mg/L以下 | 0.02mg/L以下 |
生物B | コイ、フナ等比較的高温域を好む水生生物及びこれらの餌生物が生息する水域 | 0.03mg/L以下 | 0.002mg/L以下 | 0.05mg/L以下 |
生物特B | 生物A又は生物Bの水域のうち、生物Bの欄に掲げる水生生物の産卵場(繁殖場)又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域 | 0.03mg/L以下 | 0.002mg/L以下 | 0.04mg/L以下 |
水生生物保全環境基準の水域類型の指定の状況は、下表のとおりです。
水域 | 水域類型 | 達成期間 |
---|---|---|
阿尾川(全域) | 生物B | イ(直ちに達成) |
余川川(全域) | 生物B | イ |
上庄川(全域) | 生物B | イ |
仏生寺川(湊川を含む全域) | 生物B | イ |
小矢部川上流(太美橋より上流) | 生物A | イ |
山田川上流(二ケ渕(上原地内)えん堤より上流) | 生物A | イ |
山田川下流(二ケ渕(上原地内)えん堤より下流) | 生物B | イ |
小矢部川中・下流(太美橋より下流) | 生物B | イ |
祖父川(全域) | 生物B | イ |
千保川(全域) | 生物B | イ |
庄川上流(雄神橋より上流) | 生物A | イ |
庄川下流(雄神橋より下流) | 生物B | イ |
和田川(全域) | 生物B | イ |
内川(全域) | 生物B | イ |
下条川(全域) | 生物B | イ |
新堀川(全域) | 生物B | イ |
神通川上流(いたち川合流点より上流。宮川及び高原川を含む。) | 生物A | イ |
神通川下流(いたち川合流点より下流) | 生物B | イ |
いたち川(全域) | 生物A | イ |
松川(全域) | 生物B | イ |
井田川上流(落合橋より上流) | 生物A | イ |
井田川下流(落合橋より下流) | 生物B | イ |
熊野川(全域) | 生物A | イ |
常願寺川上流(常願寺橋より上流) | 生物A | イ |
常願寺川下流(常願寺橋より下流) | 生物B | イ |
白岩川上流(栃津川合流点より上流) | 生物A | イ |
白岩川下流(栃津川合流点より下流) | 生物B | イ |
栃津川上流(寺田川合流点より上流) | 生物A | イ |
栃津川下流(寺田川合流点より下流) | 生物B | イ |
上市川(全域) | 生物B | イ |
中川(全域) | 生物A | イ |
早月川(全域) | 生物A | イ |
角川(全域) | 生物A | イ |
鴨川(全域) | 生物A | イ |
片貝川(全域) | 生物A | イ |
布施川(全域) | 生物A | イ |
黒瀬川(全域) | 生物A | イ |
高橋川(全域) | 生物A | イ |
吉田川(全域) | 生物A | イ |
黒部川(全域) | 生物A | イ |
入川(全域) | 生物A | イ |
小川(全域) | 生物A | イ |
舟川(全域) | 生物A | イ |
木流川(全域) | 生物A | イ |
笹川(全域) | 生物A | イ |
境川(全域) | 生物A | イ |
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