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更新日:2021年4月21日
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「20世紀は石油をめぐり戦争が起きた。21世紀は水を奪い合う戦争が始まる…」
1995年に世界銀行副総裁イスマエル・セラゲルディン氏は、こんな予測をしました。
21世紀を、世界の人が水を分かち合い、大切に育む時代としていくために、
地球と水の現状を知り、見直すときがきています。
「水の惑星」といわれる地球。しかし水の約97.5%は海水などで、淡水は約2.5%にすぎません。しかも淡水のほとんどは南極や北極の氷で、私たちが使えるのは河川や湖沼の水などわずか0.01%です。
地球の水資源
(注)
わが国の年間降水量は1,690mmと世界平均(810mm)の約2倍です。ところが狭い国土に人口が密集しており、1人当たりの降水量は世界平均の3分の1ほどです。しかも降水は梅雨や台風、降雪時に集中し、気象に大きく左右されます。また短い急流河川が多く、降った雨が短時間で海へ流れ出てしまいます。水に恵まれていると思われているわが国でも、水はやはり貴重な資源なのです。
農業や産業の発展、人口増加などにより、世界中で使われる水の量は増え続けています。各国で水不足が起き、水質汚染や洪水被害が増加するなど、世界の水問題はますます深刻になっています。
世界的に人口が増加…
水が減っていく…
水が汚れている…
異常気象が続く…
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