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トップページ > 県政の情報 > 知事室へようこそ > 知事談話等 > 知事談話等[令和5年度] > 知事談話(大澤光民先生の訃報に接して)[令和5年10月29日]
更新日:2023年10月30日
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大澤光民先生の訃報に接し、誠に悲しみに堪えません。ここに、心からお悔やみ申しあげます。
鋳金家の大澤先生は、高岡の伝統的な金属の鋳造技法の一つ「焼型(やきがた)鋳造」の第一人者として知られ、1980年に独自の鋳造技法「鋳ぐるみ法」を考案され、2005年には重要無形文化財「鋳金」の保持者(人間国宝)に認定されました。
その後は、日本工芸会富山支部幹事長や富山県工芸作家連盟常任相談役等を務められ、後進の指導にも尽力され、2011年秋には旭日小綬章を受章されました。
富山県の伝統工芸発展のため、まだまだ御指導いただきたいと願っておりましただけに、誠に残念でなりません。
ここに富山県民を代表して、先生のこれまでの偉業に深く敬意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
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