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更新日:2021年3月18日
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高山羽根子さんの「首里の馬」が第163回芥川龍之介賞を受賞されましたことについて、県民を代表して心からお祝い申しあげます。
高山さんは、お母様のご実家がある富山県で生まれ、祖父母様がお元気だった頃は、お盆や正月、夏休みを富山県で過ごされ、特に美術館(当時の県立近代美術館)で富山県出身の詩人・美術評論家の瀧口修造のコレクションに刺激を受けたことが多摩美術大学に進学するきっかけとなったと伺っています。
また、今年の2月16日(日曜日)には、高志の国文学館での文学講座に講師としてお招きし、「富山の風景と創作」と題して特別講座を開催しました。その際に、「富山県には多くの博物館、美術館があり、祭りがあり、山や海があり、物語の印象であふれていました。これは文章、絵画に関わらず、表現にとって大きな財産です。」と語られたとお聞きしており、高山さんの創作の根底に、生まれ故郷である富山県での思い出があるとされていることを印象深く、ありがたく思っています。
これは、県民の皆さんの郷土への誇りや愛着を育むため、ふるさと文学の振興に努めている本県にとって大きな励みとなるものです。
高山さんには、今回の受賞を契機に、今後ますます大活躍されることを心からお祈り申しあげます。
このたびの受賞、誠におめでとうございます。
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