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トップページ > 県政の情報 > 知事室へようこそ > 知事談話等 > 知事談話等[令和2年度] > 知事コメント(与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム会議の開催結果について)[令和2年11月11日]
更新日:2021年3月21日
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本日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム会議が開催され、国土交通省、鉄道・運輸機構より、北陸新幹線の金沢・敦賀間の工事について、現時点で、加賀トンネルで発生した盤ぶくれや敦賀駅部での諸課題により、工期が1年半程度遅延していること、また、想定を超える物価上昇等により約2,880億円の事業費増額となっていること、及び、そうした工期遅延や事業費の増嵩について、外部の有識者からなる検証委員会を設置し、原因の究明や更なる工期短縮策や事業費縮減策の検討を行うことが報告されたと承知している。
敦賀開業については、平成27年1月14日の政府・与党申合せに基づき、あらゆる手段を尽くして、令和4年度末までの開業を実現していただくよう、要望してきたところであるが、これまで、国土交通省や鉄道・運輸機構から、具体的な状況について、説明がなされてこなかったことについては、遺憾に思っている。
明日、国交省と鉄道・運輸機構が、具体的な内容について説明のため来県されることから、まずは、直接十分に話を伺うこととしたい。
北陸新幹線は、収支採算性に優れ、東京一極集中の是正や国土の均衡ある発展に不可欠であるとともに、国土強靱化に資する極めて重要な国家プロジェクトである。予定通りの敦賀開業はもとより、敦賀・大阪間についても、環境アセスメントを丁寧かつ迅速に進め、切れ目なく着工し、できるだけ早期に大阪までの全線整備が図られるよう、求めてまいりたい。
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