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トップページ > 県政の情報 > 知事室へようこそ > 知事談話等 > 知事談話等[令和2年度] > 知事コメント(令和2年度「米の食味ランキング」について)[令和3年3月4日]
更新日:2021年3月21日
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本日、一般財団法人日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」が公表され、本県から初出品した「富富富」については、「特A」に次ぐ「A」、「てんこもり」については同様の「A」、また、「コシヒカリ」については、「A」に次ぐ「A´」の評価となりました。
令和2年産は、夏の猛暑により大変厳しい気象条件でしたが、生産農家や関係機関が連携して品質確保対策に懸命に取り組んだ結果、県産米の品質については、一等比率(12月末現在)が89.5%と7年連続して北陸4県で最高となっています。また、「富富富」の一等比率は96.4%となっています。
一方、食味評価については、8月上旬から9月上旬にかけての稲の登熟期間が記録的な高温であった中で、でんぷんの詰まり具合がやや不十分になったことなどが、食味に影響を及ぼしたのではないかと考えられます。
令和3年産米に向けては、気象変動が大きい中でも稔りの良い稲とするため1.早めの中干しの実施により過剰な生育を抑制すること、2.穂が出る前の追肥量の調節や収穫までの十分な水管理により稲の活力を維持することなど、気象や生育に応じた技術対策をさらに徹底し、生産者をはじめ、農業団体、研究機関、普及組織等が「ワンチーム」となって、美味しい富山米の生産に取り組んでまいります。
特に、「富富富」については、改訂した栽培マニュアルに基づき、さらに技術対策の徹底を図り、高品質・良食味生産に努めてまいります。
今後とも、富山米のブランド力の向上を図るため、農業団体等と一体となって県内外へ積極的にPRするなど、富山米の販売強化に努めるとともに、高い評価が得られるよう、しっかり取り組んでまいります。
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