知事コメント（「富山第一ホテル」の営業終了について）[令和2年11月26日]

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　富山第一ホテルは、昭和57年以来、富山市中心部における地元資本によるシティホテルとして、本県経済の活性化等に重要な役割を果たしてこられた。

　今回、富山アメニティシステム株式会社のホテル部門である「富山第一ホテル」の営業を、令和3年3月31日（予定）で終了することが公表されたが、経営者のご判断を尊重したい。

　また、社員の皆さまの処遇についても、ホテルの営業終了後、双爽グループの各社等への転籍を予定しているとされており、雇用への影響も限定的と考えているが、県内における観光やコンベンションなど、街のにぎわいに貢献されてきた施設がなくなることは、大変残念である。

　県ではこれまで、観光振興戦略プラン等に基づき観光振興に取り組むとともに、新型コロナにより厳しい状況に置かれているホテルや旅館を支援するため、県民による県内宿泊への割引キャンペーンや、国の「GoToトラベル事業」と連動した国内誘客の促進などを実施してきた。

　今回の営業終了は、「グループ全体の事業改革の一環」とされているが、県としては引き続き、感染拡大の防止と観光・宿泊需要の回復の両立に取り組んでまいりたい。

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