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更新日:2021年3月21日

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新田知事就任記者会見[令和2年11月9日(月曜日)]

  • 日時 令和2年11月9日(月曜日)午前11時30分~12時
  • 場所 県庁4階大会議室

1 知事就任挨拶

内容 動画
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2 質疑応答

内容 動画
質疑応答  質疑応答へのリンク(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

3 記者会見録

1 知事就任挨拶

会見写真1 本日、富山県知事に就任いたしました、新田八朗でございます。どうか引き続きよろしくお願いします。
 選挙期間中にも、本当に朝から晩までご一緒いただいた方もたくさんおられます。今日からまた、お互い違う関係性でございますが、引き続きよろしくお願いをします。
 やはり身の引き締まる思いをしております。まだ県庁内にこういう立場で入ってから、まだ数時間ですけども、もう何か相当長い時間がたったような、そんな感慨を持っているところでございます。
 さて、まず、給与のことについて申し上げなければなりません。
 新型コロナウイルス感染症の影響によって、県内の経済状況も大変厳しいことであります。国、地方を通じて税収の大幅な減少が見込まれていることでございまして、現在在任しておられる特別職の皆さんも、本年の6月から来年の3月まで給与の減額措置を実施しておられることは、既に皆さんのご報道にもあるとおりでございます。
 そして、それを踏まえますと、私の給与も同様に減額することが適切だと考えまして、本日関係条例の改正を専決処分をして、決めたいと考えております。給料月額の20%、本日11月9日から3月31日、令和3年の3月31日まで、今の特別職の皆さんと同じ期間ですけども、まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残る状況を踏まえて、知事につきましては昨日まででしたが、今日からも延長して3月31日まで延長するということを、まず申し上げておきたいと考えております。
 そして、新型コロナウイルスとの闘いは引き続き進めなければなりません。県民の皆さんの命を守り抜くために、感染拡大の防止、また医療提供体制の確保にはしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
 特に懸念されておりますのが、インフルエンザとの同時流行でございます。実は本日から新しい診療検査体制がスタートするわけでございますが、これが円滑に機能するように、県の医師会の皆様ともしっかりと連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。
 そしてまた、一方で経済対策も、これも大切なことだと考えておりますが、この感染症と折り合いをつけ、いわゆるウィズコロナですけども、共生をしながら社会経済活動はしっかりと回していく、これが必要だというふうに考えております。
 GoToキャンペーン、成果を上げているというふうに私は理解をしておりますが、引き続き痛手を負っている企業、中小企業の皆さんへの支援、これも喫緊の課題と考えておりまして、業態やあるいは業種、あるいは個社ごとの支援、このようなきめ細やかな、きめ細やかな手当てが一層必要になると考えています。経済危機における支援、やっぱりこれはスピード感が大切だというふうに考えております。できるだけスピーディーに、必要な支援を企業や県民の皆さんに届けることができる、そのような体制をつくり上げていきたいと考えております。
 コロナについて、やはり私としても、また県民の皆さんにとっても、やはり一番関心のあることだと思いましたので、冒頭コロナについて特に述べさせていただきました。
 冒頭の発言は以上とさせていただきます。

2 質疑応答

会見写真2<記者>
 2点あります。
 1点目なんですが、今日の庁議で、石井知事の4期16年の功績は、損なわれることはいささかもない、というふうな趣旨の発言をされました。この発言のねらいと申しますか、これはこれまで石井県政を支えてきた方々と、今日からは一緒にやっていくという意味で、融和ではないですが、ワンチームでと、そういう意識付けをしたいと、そういうねらいがあったのでしょうか、それを1点お聞かせください。

<知事>
 ねらいというよりも何よりも、全く私の素直な気持ちでございまして、選挙の結果は出たわけでございますが、そのことが任期16年の石井隆一知事のご功績を何ら損なうものでも小さくするものでもないという、それだけのこと、素直に申し上げたことでございます。
 そして、それを支えてこられた、今日は庁議は幹部の皆様ですから、その方々もぜひそれを誇りに持っていただきたい。そして、今日からはまた私と共に働いていただきたい、そのことを申し上げた(ということです)。

<記者>
 もう1点ですが、新田知事が選挙戦で訴えてこられたその政策、公約の実現に向けては、県議会との関係構築というのが非常に大事になるかと思います。これから各会派で、とりわけ知事選では対立する形となった最大会派の自民党議員会さんとのスタンスを含めて、各会派とどのように向き合っていきたいとお考えになっているか、教えてください。

<知事>
 はい。これは選挙の直後からまた申し上げていることと繰り返しになりますけども、お互い同じ目的のために、アプローチの仕方、若干の考え方の違いがあり、選挙戦を戦い合った仲でございますが、目的は同じだというふうに理解をしております。ですから、今はやはりノーサイドということで、同じ目的に向かって取り組んでいく、そこにおいては、そう心配はしておりません。
 先ほど自民党さんの会派にもご挨拶に伺いましたが、大変に温かく拍手もしていただきましたし、お迎えいただきました。やはり同じ目的に向かって、共に手を携えて取り組んでいける皆さんだというふうなことを確信をしたところでございます。

<記者>
 2点伺いたいと思うんですけれども、まず11月の県議会が早速控えておられますけれども、掲げてらっしゃった政策の中から、今度の県議会にはどういった具体案を盛り込まれたいかをお聞かせください。

<知事>
 そうですね、ありがとうございます。八つの、新田八朗「富山八策」、そして88の具体的な項目を公表しているところでございます。それらを今、早速職員の皆さんとより精査をして、実現の時間軸のことについてもいろいろと考え、知恵を出し合っているところでございます。ですから、現時点で11月の議会において具体的にこれをやりますということまでは、まだ詰め切れていないところでございます。もう日にちもありませんのでね。
 ただ、やはり私としてはスピード感を持って取り組みたいことの一つは、やはり今後の富山県の成長戦略を描く富山版成長戦略会議、これの立ち上げをできるだけ早く進めたいとは思っております。
 そして、もう一つ、これも主張を続けてまいりました15の市町村との連携、そして富山県が15の市町村を主に支えていく、そのような体制づくりのいわば拠点としての、ワンチーム連携推進本部、仮称でございますが、これもできるだけ早く立ち上げられればというふうに思います。

<記者>
 新型コロナ対策の件なんですけども、現在全国ではまた感染が徐々に広がりつつありまして、新田さんの中では手続きのデジタル化、オンライン化というのを真っ先に進めることとして上げられてましたけれども。
 ただ、10万円の給付金の件ですとか、やっぱりオンラインの手続きになると、どうしてもちょっと中止になってしまった自治体もある中で、どうやってその問題を防止、防がれていくか、何かお考えはありますか。

<知事>
 そこだけをとってみれば、そう難しい話ではないと思います。そのことをデジタル化する、オンラインでやることはですね。ただ、富山県庁の仕事も非常に多岐にわたっておりまして、そしてそれぞれ関連する項目もあるので、だから部分裁定で1点だけをスピーディーにやるということでは、なかなか立ち行かないこともあろうかというふうに、これは私は企業の経営の経験からしてもそうですので、そういう意味では、1点だけをやってしまう、デジタル化してしまうということは、これはこれでそう難しいことではないんですが、でも、結局後に禍根を残してしまうことになっては、これは困ってしまうので、その辺はちょっとしっかり見極める、そう時間をかけているわけにもいきませんが、見極めた上で、庁内のデジタル化というものを考えていく必要があろうかと思います。

<記者>
 すいません、もう1点だけ最後に伺いたいんですけれども、ワンチーム富山連携推進本部で、15市町村の首長さんのうちには、やっぱり月1集まるだけでは、どうしても形骸化は避けられないだろうという声もありますけれども、それについてはいかがお考えでしょうか。

<知事>
 おっしゃる通りですね、やっぱり県知事を合わせて16の行政トップが集まる場と、それからそれを受けて現場の皆さんが詰めていく場、それがキャッチボールをしていく必要があろうかと思います。そういうことを考えると、おのずから16人のトップが集まる頻度というものも、適正な度合いというのは出てくるというふうに思ってます。

<記者>
 大きく2点お伺いいたします。
 まず1点目なんですけれども、選挙戦でも掲げていましたけれども、副知事を3人体制にするということで、女性の方も登用したいというお考えをお示しになられておりましたけれども、現時点において、具体的にどういった副知事体制にしたいか、お考えをお聞かせください。

<知事>
 はい、ありがとうございます。これは3人というのがちょっと独り歩きをしておりますが、もちろん私は女性活躍の推進を大きな政策の柱にしてまいりたいと思ってます。そして、それを推進をしていただく立場として、ぜひ女性の副知事にお願いをしたいというふうな思いも強く持っております。
 そして、現在も既に山崎副知事、山崎さんおられるわけで、これも大変にお忙しくしておられます。ですから、そうなりますと、まずは副知事さんというのが複数要るんじゃないかなという発想が基にございます。
 それで、今他の都道府県の状況もいろいろ調べているところでございます。今のところ人数としては、2人というのが一番、47都道府県の中で最大の数でございます。もちろん4人のところ、3人のところ、お1人の富山県のようなところ、いろいろありますが、2人がメジャーということは分かってまいりました。
 そして、じゃ、その複数副知事がどのような役割分担で仕事を担っておられるのかということ、この辺りも今調べを進めているところであります。それらの中から、富山県としてのふさわしい体制も出てくるんだというふうに思います。
 ただ、いずれにしろこれは県議会とのやりとりが必要なことでございますから、そういうことを調査を進めながら、県議会の皆様ともいろいろとすり合せをして、具体的には進めていくことになろうかと思います。

<記者>
もう1点なんですけど、先ほどの質問と重複するかもしれないんですけれども、11月議会において、補正予算、11月補正をもし提案されるお考えがありましたら、どういったような新田カラーというのを出したいのか、お考えをお聞かせください。

<知事>
 ありがとうございます。やはりこれは冒頭にも申し上げたように、コロナ対策、これが11月補正においても、コロナ対策に力を入れるということ、これを表すようなものになろうかと思っています。それと併せて、先ほどご質問いただいたデジタル化への手当て、これをその時点でどれぐらい組み込めるかどうか、その辺りになろうかと思います。

<記者>
 2点お伺いします。
 まず1点は、選挙戦中も公約に掲げておられた「北陸の十字路構想」というものにおいて、石川県、福井県との連携というのが見えてくるかと思います。石川県知事、福井県知事へ、議会も迫ってますけども、ご訪問されてお話をされるご予定は、近々セッティングされておりますでしょうか。

<知事>
 現時点では、まだそこまで詰めた話はしておりませんが、いずれにしろ、できるだけ早くご挨拶にはまず伺わなければと考えております。

<記者>
 もう1点お伺いします。15市町村、知事選において支持をされていなかった12市町村の首長さんに対して、新聞報道なり我々の調べ内で、何人か既に、就任前のお立場でお会いになっていると思います。その辺りでかけられた言葉で印象的なことであったりとか、エピソードがあれば教えてください。

<知事>
 15名の市町村長さんのうち、12名の方とお会いをしました。これはアポなしで、あくまで就任前の立場でございますから、特に、本当に名刺を置くだけぐらいのつもりで、アポなしで参らせていただいたので、当然お会いできなかった方がおられるのは仕方のないことだというふうに思ってます。
 その上で、お会いできた方からは、是非共にやっていきましょうね、それから私が主張しておったこともご理解いただいている方もおられるので、ぜひ市町村を支える県政、これを期待しております、そのようなお声がけもいただいて、改めて意を強くしておるところでございます。市町村長の皆さんを、市町村を支える、そのような県政、これをやっていくことを、改めて意を強くしたところでございます。

<記者>
 最後もう1点、ごめんなさい、新幹線についてです。2023年春の敦賀開業が危ぶまれる状況になっています。当選証書付与式の際に、私のぶしつけな質問でありましたけども、現状まだ北陸新幹線建設期成同盟の会長職は、富山県にございます。敦賀開業が遅れることは、私は新幹線を取材してきて、あってはならないことだと思います。
 ひいては、1問目に質問しましたように、北陸3県が何といいますか、ダメージを受けるような問題が結構直近に迫っておりますので、この対処について、1問目とも重なるんですけど、石川県知事、福井県知事とどういうふうに話を詰めて、どういうふうな方向に持っていけたらいいかということを、今考えておられることでお話しください。

<知事>
 はい、ありがとうございます。言うまでもなく、この北陸新幹線建設促進同盟会の会長を歴代の富山県知事が務めてこられた歴史は、もちろん把握をしているところでございます。敦賀までの延伸が少し懸念があるということも、問題意識は共有をしております。でも、さらにそれが終着点ではないわけでありまして、あくまでその先の大阪までの開業が最終目的であります。
 そのようなことまで見通した上で、一番ふさわしい方がこの同盟会の会長を務めるべきという気持ちを、この前申し上げたところでございます。ただ、手続き、その時点では私、手続きも承知していないということも申し上げたと思いますが、今、これから両県の知事さん、あるいは関係の府県の知事さん方とも相談をして、最もふさわしい人がこの役を担われるべきだという意見は、引き続き変わりません。

<記者>
 敦賀開業に向けての遅れを防ぐというか、それの念押しというのは、引き続き富山県としても、沿線県と連携して取り組んでいくということは間違いないですね。

<知事>
 もちろんそうですね。最終目標である大阪開業に向けて、その通過点である敦賀開業、これもやはりできるだけ遅れないようにしたいという、これはもう沿線の皆さん、これまで関わってこられた方も含めて、思いは一つだというふうに考えています。それについては、一致団結して取り組んでいくという(ことであります)。

<記者>
 前任の石井さん、その前の中沖さんを含め、富山県の知事は官僚出身の方が務めてきたという、長いと思うんですけれども、新田さんは選挙期間中に、もし就任したらトップダウンではなく、ボトムアップでということも常々、重ね重ねおっしゃっておられまして、先ほどの職員に向けた挨拶の中では、自身のことを「新田さん」と呼んでくださいという話もあったと思うんですけれども。
 県庁の職員の方にとっても、民間出身の方に替わると、多少戸惑うところもあるかなとは思うんですけれども、職員の方とのコミュニケーションをどのような意識、あるいは手法でとっていかれるか、その辺りの新田カラーというものは、やり方であるのかどうか、その辺をお聞かせください。

<知事>
 ありがとうございます。中沖豊元知事、それから石井隆一前知事、その前もさらに言えば中田幸吉元知事、そういう官僚の方が続いたという、これはもう事実としてあります。そのこととリーダーシップのトップダウン、ボトムアップとは、何の関係もない話だと思います。
 ボトムアップのリーダーシップというのは、私が経営者として、あるいは様々な団体でトップを務める上で、そういうリーダーシップのとり方をやってきましたよということは、これは選挙戦の中でもよく訴えたことでありますから、それと官僚云々とは全く違う話だと思います。
 そして、先ほど、ぜひ自分の、私のことを「新田さん」と呼んでくださいということを幹部の職員の皆さんにお願いをしたことで、そうやって共に働く仲間として、肩書きで仕事をするんではなく、ぜひ同じチームとして仕事をする、そのようなことを訴えたところでございます。
 このようなことをぜひ、特効薬というのはないと思います。そして、私はこれまでの経営しておりました企業あるいはトップを務めた団体におきましては、例えば食事をするとか飲みニケーションをするとか、そんな大変に、そういう手法でいわゆるコミュニケーションをよくして、そんな中から共にチームとして働く機運を醸成してきたということはやってまいりました。
 ただ、県庁内3,800人という方々ですから、皆さんとなかなか一足飛びに食事をしたり、そんな飲みニケーションの場を持つというのは、なかなか難しいことだと思います。これはもうできるところからどんどんやっていく、例えば今も庁内を、今日も運動会のように走り回っておりますが、先ほども、そのたびにちょっと各部屋をのぞいてまいりますが、先ほどもかつて知っていた顔が見えたので、そこにすぐ飛び込みまして、いろいろと声をかけたりをしてまいりました。
 そんなことも含めてですね、1人でも多くの方々と、よりフラットな関係をどんどんつくっていって、共に仕事をやりやすい、そんな雰囲気を醸し出していく。そして、これもいつも申し上げる、風通しの良い組織風土を実現をしていく、こんなことを地道に続けていくしかないと思ってます。
 これはまた100点満点のない世界、これはもう経営者としてもいつも思っておりましたが、100点満点の世界、今日より明日、明日より明後日、ベターにしていく、そんなスタンスで進めてまいりたいと思います。そんな中で、必ずやチームとして仕事に取り組んでいって、成果を出せる組織にしていけるものと考えてます。

<記者>
 もう1点お願いします。先ほど副知事の話が出たと思うんですけれども、今現在副知事を務めておられる山崎副知事と、あと特別職という意味では伍嶋教育長、あるいは公営企業管理者の山本さんおられますけれども、今務めておられる特別職の方については、任期いっぱい務めてもらうというご認識なんでしょうか。

<知事>
 はい、そのように考えております。特に今辞めていただく理由はないと思います。

<記者>
 それは、この前、以前インタビューの際にもおっしゃっていたと思うんですが、人事をこの時期に変えるというのは、まだその組織の中でもいろいろ影響が出てくるからというふうにもおっしゃってましたが、そういった理由ということなんでしょうか。

<知事>
 そうですね。先ほどおっしゃったように、半世紀以上ぶりの民間出身の私ということで、もしかしたら職員の皆さんの中にも、もちろん期待もしていただけているとは思うんですが、ご不安もあろうかと思います。ですから、極力そんな不安の材料は減らしていきたいと考えています。
 ですから、今この途中の時期においての人事というものはやるべきではないというのは、私の基本的な考えです。

<記者>
 1点お願いいたします。先ほど職員の方を前にしての挨拶のときにも、雇用の創出、収入の増加というのを一丁目一番地で取り組んでいかれるという話ですけども、新田さんは公約の中でも、ベンチャー企業の創出だったり企業誘致、こういったものというのは、全国の各都道府県でも同様に重視されている事柄かと思われます。
 こういった中で、新田さんは民間出身ということで、独自色、どのように出していかれるのか、そこら辺のお考えをお聞かせいただけますか。

<知事>
 もちろん、私のパーソナルな人脈とかそういうものは最大限駆使をしていきたいと考えていますが、でも、それだと持続可能な考え方ではないという思いもあります。ですから、そこはしっかり組織として富山県として取り組むために、先ほどのご質問にもありましたように、富山版成長戦略会議、これをできるだけ早く立ち上げて、そしてこの4年間を見据えた中での、富山県の産業経済の発展の姿を描いていく。
 そして、今まさに全国の企業誘致戦国時代です。また、ベンチャーの育成ということだって、富山県だけではない、既にもう先の進んでいる都道府県たくさんあるわけでありますから、それも戦国時代です。この中でどうやって富山県が勝ち残っていくかということ、これをできるだけ早く富山版成長戦略会議で、多くの方々の知見を集めて描いていきたい(と考えています)。ですから、これを早くやりたいですねと申し上げていることであります。

<記者>
 すいません、ちょっと柔らかい質問になるんですが、今日初登庁の日ということで、今朝は何時に起きられて、朝食などどういったものを食べられたか教えていただいてもよろしいですか。

<知事>
 はい。頭の切替えがすぐできません。いつもどおり5時過ぎに起きました。それで、朝食、これもいつもどおりなんですけども、グラノーラというシリアルですけどね、それに豆乳をかけて食べました。

<記者>
 シリアルも10種類ほどお持ちだというふうにお聴きしたことあるんですが、今日は何味といいますか、何か勝負味とかもしありましたら。

<知事>
 そこまでは意識はしていません。とりあえずあんまり、昨日とは違うものにしたというだけであります。個別具体的な銘柄は、今の立場では言わないほうがいいんじゃないかというふうに思ってます。

<記者>
 あとすいません、もう1点、本日登庁されたとき、トヨタの燃料電池車のミライに乗ってこられたと思います。前任の石井知事はレクサスに乗っておられたと思うんですが、違うミライという自動車に乗ってこられた理由とか、何か意味とかありましたら教えていただきたいのと、あと、本来ミライはアルペンルートのあちらのほうでの、環境負荷の少ない車ということで活用を予定されてた車だと思うんですが、今後公用車について、新田さんご自身はどういった車を使おうと考えてらっしゃるか、教えていただいてよろしいでしょうか。

<知事>
 はい、ありがとうございます。ミライにつきましては、先ほどの勝負飯じゃありませんが、これはやっぱり勝負車といいますか、今日初登庁、これから新たな富山の未来のページを作っていくスタートの日だと、私としてはやはり意気込みを持っておりますので、まさにすばらしいネーミングの車、トヨタさんから貸与いただいているので、それをこの日はぜひ使いたい(と思ったところです)。
 今後も市内につきましては、ミライでの移動を考えておりますが、やはり長距離になりますと、今やはりとても環境に配慮されているアルファードという車も、当県の所有であると聴いておりますので、長距離になるとそれを利用することになるかと考えております。

<記者>
 今日就任されましたけれども、4年後の目標というか、県民の方にこういうふうに富山県変わったよねと思ってもらいたいというか、その辺りをお聞かせください。

<知事>
 ありがとうございます。これはやはり、先ほど来も出ておりますが、新田八朗「富山八策」という政策の実現を目指すということで、当選をさせていただきました。さらに88の具体的項目も公表しているところでございます。これを全てやり切る、それが4年間の目標です。
 その結果、富山県、やっぱりわくわくするような県になってきたね、あるいはチャンスがあって夢をかなえられる県になってきたよね、あるいは夢が幾つもかなってきたよね、そんなことが県民の皆さんに目に見える形でお示しできるような、そんなことをこの4年間で実現してまいりたいと考えております。

 

お問い合わせ

所属課室:知事政策局広報・ブランディング推進室広報課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-8909

ファックス番号:076-444-3478

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