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更新日:2023年7月6日
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絵画は、紙や絹の上に顔料や墨などで絵や文字を書いたものです。このほか板や麻、木綿、土壁に描かれたものもあります。絵といえば額縁に入ったものを想像するかもしれませんが、文化財の絵画は大半が、掛け軸や巻き物、屏風などに書かれたものです。
書かれている絵や内容は、様々ですが、仏教の宗教画では曼荼羅や不動明王図、来迎図、地獄絵が多く、世俗画では絵巻物、水墨画、障壁画、浮世絵などがあります。変わったものでは、絵馬もあります。
日本古来の絵画ですので、大変もろく、光や湿度、温度に敏感なものばかりです。ですから、温湿度が管理された博物館や資料館で見学することが多いでしょう。フラッシュによる写真撮影が制限されている場合が多いので、注意が必要です。
美術工芸品とは、どのようなものをいうのでしょうか。文化財保護法では、建造物、絵画、工芸品、彫刻、書跡・典籍、古文書その他の有形の文化的所産で、我が国にとって歴史上又は芸術上価値の高いもの、並びに考古資料及びその他の学術上価値の高い歴史資料を「有形文化財」と呼んでいます。
このうち、建造物以外のものを総称して「美術工芸品」と呼んでいます。国は有形文化財のうち重要なものを重要文化財に指定し、さらにこのうち特に価値の高い物を「国宝」に指定し、保護を図っています。
また、平成16年12月27日の法改正により、保護すべき対象物が多種多様になってきたことを鑑みて、特に近代に作成され一括して保存されている資料・文書類などを、「登録有形文化財(美術工芸品)」として保護する制度が設けられています。原則として、制作後50年を経過しており、歴史的若しくは系統的にまとまって伝存したもの又は系統的若しくは網羅的に収集されたものが対象とされています。現在のところ、富山県では該当物件がありません。
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