能楽-狂言(社団法人日本能楽会[構成員:荒井亮吉])(無形文化財)
平成16年7月16日追加認定
1:認定の概要
- (1)「能楽」は、昭和32年に重要無形文化財に指定され、その保持者として、社団法人日本能楽会会員が総合的に認定され、現在425名の保持者がいる。
- (2)今回新たに保持者の団体である社団法人日本能楽会の構成員として認定されるのは荒井亮吉氏を始めとする67名で、能楽の技法を高度に体現し、重要無形文化財の「能楽」の保持者としてふさわしい者であるため追加認定されるものである。
2:荒井氏の活動状況
- (1)金沢能楽会の定例会(月1回開催)、萬狂言(年15~16回開催)、高岡薪能などの発表会に出演し、能楽の普及指導に努めている。
- (2)高度な力量を必要とする「道成寺」・「翁」などの曲目に積極的に取り組み、技量の向上を図っている。
3:荒井亮吉氏について
- (1)現職:狂言師(和泉流 野村万蔵家 狂言方)
- (2)所属:社団法人日本能楽協会会員、金沢能楽会会員、萬狂言会員
≪参考≫
萬狂言-故野村万之丞(万蔵家八代目当主)が主宰。会員数は30名。本部は東京で4支部がある。「古典と現代の融合」を目指した活動を行っている。
【高岡市】