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更新日:2021年2月24日

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平成30年度水と緑の森づくり事業及び平成26年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価結果

令和元年10月10日(木曜日)に開催した「富山県森林審議会森づくり部会」において、(1)平成30年度に実施した水と緑の森づくり事業 及び (2)平成26年度に実施した「里山再生整備事業」、「みどりの森再生事業」等による森林整備後5年経過の森林状態について、以下のとおり評価をいただきました。

1 評価結果

  • (1)平成30年度水と緑の森づくり事業の評価
    6事業全てが「達成」と評価されました。
事業別結果
事業名 評価 評価のポイント
  • (1)里山再生整備事業
達成 H30計画281haに対し、272haの整備を実施(計画の97%)
  • (2)みどりの森再生事業
達成 H30計画67haに対し、65haの整備を実施(計画の97%)
  • (3)優良無花粉スギ「立山 森の輝き」普及推進事業
達成 H30計画20haに対し、20haの植栽を実施
  • (4)とやまの森づくりサポートセンター活動推進事業
達成 森づくりプランの森づくり参加延べ人数目標(R8時13分,000人)に対し、12,580人の参加
  • (5)とやまの森づくり普及啓発推進事業
達成 森の寺子屋を115回開催(参加者7,879人)し、アンケート対象者(児童)のほぼ全員が森づくりの大切さに関心を持ったと回答
  • (6)県産材利用促進事業
達成 公共施設等を木質化した印象について、アンケート対象者の8割以上が良いと回答し、木の特徴を好意的に捉えた意見が多数
  • (2)平成26年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価
    里山再生整備事業、みどりの森再生事業ともに「達成」と評価されました。
過去の達成事業
事業名 評価のポイント
  • (1)里山再生整備事業
地域住民等による森づくり活動が継続的に行われ、目的とした森林の状況が維持されている
  • (2)みどりの森再生事業
被害林、過密林、侵入竹林ともに広葉樹が侵入し、水土保全機能等の公益的機能の向上が図られている
  • (3)平成26年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価
    優良無花粉スギ「立山 森の輝き」普及推進事業、実のなる木の植栽事業(※)ともに
    「一部を除き順調に生育」
    ※実のなる木の植栽事業については報告
普及推進事業例
事業名 評価のポイント
(1)優良無花粉スギ「立山 森の輝き」普及推進事業 全箇所で植栽木の生育を確認、残存率50~100%、樹高0.9~3.3mとなっており、一部(土壌が悪い箇所)を除き順調に生育している
(2)実のなる木の植栽事業 全箇所で植栽木の生育を確認、樹高0.8~2.5mとなっており、一部(高標高地)を除き順調に生育し成林が見込める

2 主な意見

  • 事業の成果を県民に分かりやすく示すため、森林の公益的機能の評価額を用いたり、SDGsとも関連付けて説明しても良いのではないか。
  • これまで事業に取り組んできた結果、保育所などで県産材の利用に対する意識が高まるとともに、県産材の需要も伸びていると感じている。

3 森づくり部会委員名簿等

開催状況

富山県森林審議会森づくり部会委員名簿
氏名 役職等 備考
石崎千鶴子 雑木囃子代表 NPO法人森林総合支援センター副理事長 委員
瀬川瑠衣子 公募委員 委員
永田信 (公社)大日本山林会会長、東京大学名誉教授 部会長
中村和之 富山大学副学長 経済学部教授 部会長代行
西村亮彦 富山県木材協同組合連合会理事長 委員
柳真子 職藝学院教授 委員
若山育代 富山大学人間発達科学部発達教育学科准教授 委員

 

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林政策課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル4階

電話番号:076-444-3384

ファックス番号:076-444-4428

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