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更新日:2024年10月16日

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令和5年度水と緑の森づくり事業及び令和元年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価結果

令和6年10月8日(火曜日)に開催した「富山県森林審議会森づくり部会」において、(1)令和5年度に実施した水と緑の森づくり事業及び(2)令和元年度に実施した「里山再生整備事業」、「みどりの森再生事業」等による森林整備後5年経過の森林状態について、以下のとおり評価をいただきました。

1評価結果

(1)令和5年度水と緑の森づくり事業の評価

事業名 評価 評価のポイント
(1)里山再生整備事業 達成

R5年度計画の111haに対し、101haを整備(計画の91%)

(2)みどりの森再生事業 達成

R5年度計画の34haに対し、28haを整備(計画の82%)

(3)優良無花粉スギ「立山森の輝き」普及推進事業 ほぼ達成

苗木の生育不良により、苗木の供給量が少なくなったため、計画50haに対し33haを植栽(計画の66%)

(4)とやまの森づくりサポートセンター活動推進事業 達成

コロナ禍の活動制限から徐々に活動を再開してきたが、昨年秋のクマの大量出没による活動自粛もあり、R8目標人数13,000人に対し、10,461人の参加(目標の80%)

(5)とやまの森づくり普及啓発推進事業 達成

アンケート対象者(児童)の9割以上が森づくりの大切さに関心を持ち、7割以上が今後も授業を受けたいと回答

(6)県産材利用促進事業 達成

公共施設等を木質化した印象について、アンケート対象者の9割以上が良いと回答し、木の特徴や県産材利用を好意的に捉えた意見が多数

 

(2)令和元年度水と緑の森づくり事業による森林整備後5年経過の評価
事業名 評価 評価のポイント
(1)里山再生整備事業 達成

地域住民等による森づくり活動が継続的に行われ、目的とした森林の状況が維持されている

(2)みどりの森再生事業 達成

過密林、侵入竹林ともに広葉樹が侵入し、水土保全機能等の公益的機能の向上が図られている

(3)優良無花粉スギ「立山森の輝き」普及推進事業 概ね順調に生育

全箇所で植栽木の生育を確認、平均残存率90%(60~100%)、平均樹高2.6m(1.5~3.5m)となっている

2主な意見

  • 過疎化等による人手不足から里山林の維持管理を不安視している地域もあるため、ボランティアとの連携などのサポートが必要。
  • 「立山 森の輝き」の挿し木苗の生産を、ボランティアや学校など一般の方でも取り組めないか。
  • 県民の森づくり活動への参加については、例えば若い女性が一人でも参加しやすいような工夫が必要。
  • 森林を環境教育の場という視点で整備しても良いのではないか。

3富山県森林審議会森づくり部会委員名簿

 
氏名 役職等 備考
須沼英俊 富山県森林組合連合会長 部会長
米澤政幸 富山県木材協同組合連合会理事長 部会長代行
上野美祐紀 富山県建築士会元女性委員長 委員
高林美沙 公募委員 委員
藤井徳子 富山森のこども園代表 委員

お問い合わせ

所属課室:農林水産部森林政策課 

〒930-0004 富山市桜橋通り5-13 富山興銀ビル4階

電話番号:076-444-3384

ファックス番号:076-444-4428

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