知事談話（石破新内閣に望む）[令和6年10月1日]

1.本文

我が国を取り巻く内外の諸情勢は極めて厳しく、厳しさを増す安全保障環境をはじめ、人口減少・少子化、災害の頻発化・激甚化、物価の高騰など、喫緊の重要課題が山積しています。

このたび発足した石破新内閣においては、こうした諸課題に取り組まれることとなりますが、幅広い国民の声に耳を傾け、地方の住民も含め、国民に信頼され、国民が安心して未来に明るい展望を持ち、一人ひとりが幸せを実感できる政治を進めていただきたい。

さらに、地方がそれぞれの特性に応じた発展を遂げることができるよう、人口減少・少子化対策や東京一極集中是正のための具体的な方策、地方の人材確保など、日本経済の起爆剤としての大規模な地方創生策を講じ、地方が主役の国づくりを強力に推進されることを期待しております。

本県においても、国とも連携・協力して、能登半島地震からの復旧・復興に最優先で取り組むとともに、急速に進む人口減少の抑制と人口減少社会への適応、そうした社会を支える人材の育成や教育改革、公共交通の維持・活性化、防災・減災対策などの県土強靱化といった諸課題への対応を進め、富山県の新たな未来を切り拓いてまいりますので、今後とも格段のご支援とご協力をお願いいたします。

2.関連ファイル

知事談話（石破新内閣に望む）[令和6年10月1日]（PDF：85KB）