知事コメント(令和7年産米の生産目標について)[令和6年12月5日]
1.本文
- 本日、富山県農業再生協議会において、令和7年産米の生産目標が176,134トン、面積換算で32,200haとして設定されたところです。
これは、(1)全国の生産量の目安が数量で683万トンと、令和6年産米の生産実績と同水準となり、面積換算では127.2万haと、前年目標対比で2.4万ha(+1.9%)上回る水準として設定されたことを踏まえつつ、(2)県産米の需要量や在庫量の見通し、(3)また、近年、本県において生産目標に比べ生産実績が200ha程度下回っていることなどを考慮して、需要に見合った供給量が確保されるよう、令和6年産米の生産目標を600ha(+1.9%)上回る(生産実績を1,000ha上回る)目標面積として決定されたものと伺っています。
- 県としては、生産目標に沿った作付けがなされるとともに、高品質・良食味となるよう、「富富富」をはじめとした高温耐性品種の生産を拡大するとともに、コシヒカリを中心に土づくりや、高温条件にも対応した水管理、施肥などの技術的サポートをしっかり実施してまいります。
また、農業者の皆さんの所得が確保され、将来に希望を持って営農に取り組み、さらには次世代に継承されていくよう、主食用米だけでなく、大豆や大麦、園芸作物等を組み合わせた水田フル活用による農業所得の確保などを支援してまいります。
2.関連ファイル
知事コメント(令和7年産米の生産目標について)[令和6年12月5日](PDF:98KB)