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更新日:2025年2月28日
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本日、一般財団法人 日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」が公表され、本県から出品した「コシヒカリ」が「特A」に格付けされました。富山県産米の「特A」評価は6年ぶりとなります。また、「富富富」、「てんこもり」の2品種については、いずれも「A」の評価(「特A」に次ぐ評価)となりました。
令和6年の夏も記録的な高温となりましたが、生産者の皆さまには、1.出穂前の葉色に応じた追肥や、2.収穫までの適切な水管理などの高温対策に取り組んでいただいたことにより、1等米比率(12月末現在)は89.5%となり、5年産米の62.2%(令和6年3月末現在)から大幅に回復しました。
食味評価においても、高温対策の徹底により稲の活力が維持され、でんぷんの詰まり具合が良くなったことなどにより、食味に好影響を及ぼしたのではないかと考えられます。生産者の皆さまが懸命に取り組んでこられたことに対し、敬意を表したいと思います。
令和7年産米に向けて、今後も温暖化が進むとの見方がある中で、高温に強い「富富富」をはじめ、「てんたかく」、「てんこもり」といった県育成の高温耐性品種の作付割合を高め、技術対策をさらに徹底し、引き続き、富山米が市場から高く評価されるよう、生産者をはじめ、関係者がワンチームとなって、高品質で美味しい米づくりを進めてまいります。
知事コメント(令和6年産「米の食味ランキング」について)[令和7年2月28日](PDF:89KB)
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