本保自治会

活動場所：高岡市本保地区

活動内容

本保地区は、庄川扇状地の末端部に位置する水田地帯であり、地面を2～3m掘るだけで湧き水が出る、地下水の豊富な地域である。住民のほとんどは、地下水を汲み上げて生活水として利用している。
この地区内の水田地帯には暗渠排水路が張りめぐらされ、そこから湧き出る、水温13～14℃の湧水が一年中流れ込んでいる小川において、平成21年にホタルがたくさん見られることがわかり、「本保火垂川」と名付けて看板を設置した。そして、川水の水質調査を行い、ホタルが生息する上で問題がないかを調べた。以来、水路脇に、アジサイやユキヤナギを植え、ホタルが集まりやすい環境づくりに努めている。また、ホタルが飛び交う時期が終わるころまでは農薬の散布を控え、草刈りも行わないことにしている。
このように、住民は環境保全への意識を高くもち、地区全体で協力し合ってホタルの生息環境を守っている。自然のめぐみに感謝し、ホタルの保全を一番に考えて様々な活動をつづけている。

概要

代表者	会長
事務局住所	非公開
連絡先	非公開
構成組織	本保地区住民
活動時期・頻度	通年・随時

沿革

平成21年	活動開始