知事談話（鹿熊安正先生の訃報に接して）[令和元年6月2日（日曜日）]

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　鹿熊安正先生の訃報に接し、誠に悲しみに堪えません。
　鹿熊先生は、昭和34年に富山県議会議員に初当選されて以来、8期連続でトップ当選を果たされた後、平成元年7月、消費税導入などで自民党に逆風が吹く中での参議院議員選挙において、県民の皆さんの衆望を担って参議院議員に初当選されました。この間、県議会では当時全国最年少となる議長を、自民党県連では幹事長等を、また国政の場では通商産業政務次官や郵政政務次官等の要職を歴任されました。さらに、県スキー連盟会長、県消防協会会長、県土地改良事業団体連合会会長、県南米協会会長などもお務めになるなど様々な分野で大変目覚しいご活躍をされ、半世紀の長きにわたり、地元朝日町はもとより、ふるさと富山県そして日本の発展のために多大なご貢献をいただきました。
　鹿熊先生に大変ご尽力いただきました県民悲願の北陸新幹線が開業して4年余りが経ち、県内各地で様々な効果が持続しております。新たな時代を迎えた富山県のさらなる発展・飛躍に向け、先生の大所高所からのご指導、ご助言をいただきたいと思っておりましただけに、誠に残念でなりません。
　ここに、生前の輝かしいご業績に対し、富山県民を代表して深く敬意を表し、感謝申しあげますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

（担当：秘書課　TEL：076-444-9617）

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